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子どもの貧困率、過去最悪の16.3%--暮らし向きは6割が「苦しい
マイナビニュース 7月16日(水)13時9分配信

厚生労働省は15日、「2013年国民生活基礎調査」の結果を発表した。それによると、17歳以下の子どもの貧困率は2012年時点で16.3%となり、過去最悪を更新した。前回調査の2009年時点から0.6ポイント悪化した。

調査期間は2013年6月~7月。有効回答数は全体では23万4,383世帯、所得に関する調査では2万6,387世帯、介護については6,342人。

2012年の貧困線(等価可処分所得の中央値の半分)は122万円(名目値)で、「相対的貧困率」(貧困線に満たない人の割合)は16.1%と、過去最悪を更新。暮らし向きを尋ねたところ、「大変苦しい」「やや苦しい」と答えた割合は合わせて59.9%に上り、上昇傾向が続いている。

2012年の1世帯当たりの平均所得は537万2,000円で、前年比2.0%(11万円)減少。中央値(所得を低いものから高いものへと順に並べて2等分する境界値)は432万円で、平均所得以下の割合は60.8%に上った。世帯構成別の平均所得は、「高齢者世帯」が309万1,000円、児童のいる世帯が673万2,000円だった。

2013年6月時点の1世帯当たりの平均人数は2.51人と、過去最低を更新。一方、高齢者世帯は全体の23.2%に当たる1,161万4,000世帯と、過去最高を記録した。また、65歳以上の高齢者が65歳以上を介護している、いわゆる「老老介護」世帯の割合は51.2%と、初めて半数を上回った。

(御木本千春)


子供の貧困率過去最悪更新は、日本の本質を捉えている重要なニュースなのに、報じませんね。
フィンランドは財政危機の折、教育費削減が検討されたが、子供は国の礎と象徴する大臣が居て、教育費を減らさなかったため、今があるというのを聞きました。
日本のいち早い近代化も教育のお陰です。
G'7の中に、唯一アジアの国がいるのも、勤勉な国民性だけでなく、教育だと思います。

ユニセフの2009年調査では、先進35カ国中、日本は最悪の方から9番目で、2位はアメリカ23.1%、貧困率が低い国に、フィンランド5.3%など北欧の国が並びます。
厚労省2013年の貧困率16.3%は調査年・方法は違いますが、6番目に相当します。
若年層の貧困化だけでなく、子供への投資・若年層への支援の無さも要因です。
母子家庭では貧困率は極めて高く、少子化の要因にもなっています。
小泉元首相が派遣に道を開いたことから、若年層の貧困、経済格差が要因で、貧困の連鎖となり、国力の衰退になっています。
競争原理、弱肉強食に任せれば、当然の帰結です。
女子供を差別する保守的な男の政治家が牛耳る自民党政権の下では、アメリカの影響のもと、益々アメリカナイズされていっています。
人材育成こそが成長戦略の要です。
子供たちに投資しないと未来はありません。

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橋下市長、桜宮高体育科とスポーツ健康科学科の入試中止すべき…バスケ部主将自殺問題
 大阪市立桜宮高バスケットボール部の男子生徒(当時17歳)が顧問(47)の体罰を受けた後に自殺した問題で、橋下徹市長(43)は15日夜、今年の市立桜宮高の体育科とスポーツ健康科学科の入試を中止すべきとの考えを表明した。大阪市教育委員会は同日、体罰があった同校のバスケット部とバレーボール部の活動を無期限停止することを決定しており、顧問の愚行が、在校生の学校生活だけではなく、入学希望者の進路をも左右しかねない異例の事態となった。
 3時間20分に及んだ対策会議後、橋下市長は極めて険しい表情で会見に臨んだ。自殺者が出た体育科(定員80人)とスポーツ健康科学科(同40人)の生徒募集について、今年度は「いったんやめるべき」と市教委に要請。「勝利至上主義のために、学校全体で今回のような指導が黙認されてきた。このままだと、今までと同じ意識で生徒が桜宮高校に入ってきてしまう」と述べた。
 橋下市長は代替案として、学区が限定される同校の普通科定員を、120人増やして募集することを提案。体育科とスポーツ健康科学科は府内全域からの受験が可能なため、増員分については同様に全域からの受験を認める方針を示した。しかし願書提出日が来月中旬に迫っており、入試中止となれば受験生の混乱が予想される。決定権を持つ市教委の永井哲郎教育長は「影響が大きい。即断できる内容ではない」と述べ、今月21日に結論を出すこととした。
 橋下市長は「この期に及んで混乱を生じさせないためなんてのは、理由にならない」と語気を強めた。顧問の体罰が常態化していたことなどから、「僕自身は廃校もありうると思っていた。でも在校生もいるから、そこまでは言わない」とまで主張した。
 この日、決定したバスケット部とバレーボール部の活動無期限停止については、指導の在り方を抜本的に見直す同校の今後の取り組みを検証した上で、部の存廃や活動再開の可否を市教委が判断する。同校では既に文化系を含むすべての部活で練習や大会への参加を自粛。文化系の部活は16日から活動が再開されるものの、顧問による体罰問題は、このような在校生への影響にとどまらず、何の落ち度もない入学希望者に、進路変更を強いることになりかねない異例の事態に発展した。

 「スポーツ指導の場で手を上げることは一切禁止する」と、部活動での指導の徹底的な見直しも表明し「こんなことで募集を続けるとなれば大阪の恥だ」とも語った橋下市長。「受験生には申し訳ないけど、入試の機会を奪うわけじゃない。命をなくすことを考えたら、普通科か体育科かの違いなんて小さい」と述べたが、そもそも問題の発端は顧問の体罰にある。入試が中止されれば受験生に与える影響は極めて大きく、波紋を広げそうだ。


クラブ活動の指導で、暴力を無くせば良いだけの話しです。
部活で顧問の意志に合わないことが、罰の対象ではなく、やっていることは暴力に過ぎません。
法律で体罰ですら禁止されており、ましてや暴力は刑事犯罪です。
指導という名を借りた暴力を、徹底的に排除するだけです。
実際、桜宮の部活では、暴力をした顧問は交代し、他は誓約書を取り付けて開始となるみたいです。
必然の解決法が早くも行われようとしています。
市長の言語道断の圧力で入試を止める、辻褄合わせの看板を書き替えるなどは全くナンセンスです。
暴力顧問に似た市長の見せしめ的・パワハラ的手法によるパフォーマンスで多数の被害者が出てしまいました。

暴力指導を受け成功体験のものが指導者となり暴力が再生産されてきました
暴力指導を断ち切るには、親とか子供とか影響を受ける側で無く、影響を与える側、暴力顧問を無くすことです。
それには、日体大など、体育系の大学で、非暴力による指導法のカリキュラムが必要と思いますし、サッカーの監督のように、指導者として、研修を行い、試験に合格したを者だけが指導できるようなシステムにした方が良いように思います。

橋下市長、今度は鳥越俊太郎氏罵倒 「反権力姿勢を示したいだけの似非人権派」
2013/2/ 4 17:49
大阪市立桜宮高体育学科の入試中止の是非を巡り、橋下徹・大阪市長がまた、言論人にかみついた。
作家の曽野綾子氏やワイドショーの小倉智昭キャスターらに続く、新たな論敵はジャーナリストの鳥越俊太郎氏だ。橋下氏を「裸の王様」と新聞コラムで批判したのに対し、ツイッターで「反権力姿勢を示したいだけの似非人権派」などと徹底反撃している。
鳥越氏「体罰と入試中止の問題はつながらない」
橋下氏が刃を向けた鳥越氏のコラムは、毎日新聞の土曜日朝刊に連載している「ニュースの匠」だ。2013年2月2日の回は、「体罰問題で入試中止」「王様のいいなり」の見出しで、教訓的な童話を使って橋下市政をこう揶揄する。
「大阪・桜宮高校で起きた体罰と生徒の自殺、そしてその後、橋下徹・大阪市長が入試中止を声高に叫んで実行させたこと。この一連の経過を見ていて、私はやはりこれは『裸の王様』だな、と思ったのです」
次にアンデルセンの「裸の王様」のあらすじを簡単に紹介したあと、桜宮の入試中止のきっかけとなった体罰について「体罰を超えた暴力」「改善すべきところは改めなければなりません」とつづる。
鳥越氏は続いて本論に移り、「体罰と入試中止の問題はどう考えてもつながりません。論理的に飛躍があります」と強調する。「学校の伝統や空気を一新させる」ために体育学科の入試中止に踏み切ったことに関し、「常識的に無理がある理屈」「入試をやめれば体罰問題が解決するなんてことはありません」とダメ出しする。
コラムの最後の部分は、入試中止措置に真っ向から反論したのは在校生たちだけで、「裸の王様に大人はいいなりになっただけ」と結んでいる。枝葉の部分ではあるものの、鳥越氏は体罰の是非などを巡る橋下市長の発言内容にブレがあることも指摘した。
(続く)

「教育再生会議メンバー辞めろ」 橋下市長が曽野綾子氏に怒りのツイート
2013/1/24 19:10
大阪市立桜宮高の男子生徒が体罰で自殺し2013年度の体育系学科の入試が中止となった問題を巡り、マスコミ報道に連日怒り続ける橋下徹市長が今度は作家・曽野綾子氏にかみついた。
曽野氏が新聞コラムに、「(橋下市長には)人を変えられるという思い込み」があると書いたのに対し、市長は「ひねくれ者の曽野綾子氏」による「ひねくれコラム」とツイート。国の教育再生実行会議のメンバーである曽野氏に向け「思い込みがないものは教育から去れ」と迫っているのだ。
「自分の影響で人を変えられる」のか
曽野氏のコラムは、産経新聞に毎週水曜に連載している「透明な歳月の光」だ。2013年1月23日は「体罰と人間観」というタイトルで、体罰を振るった桜宮高校のバスケットボール部顧問と体育系学科の入試中止方針を打ち出した橋下市長について書いている。
「人は変えられるという思い込み」――こんな見出しがついた文章の中で、曽野氏はまず
「(顧問教諭は)かなりの年になっても、世の中のこと、人間というものが、よくわかっていない人である」
と断じる。
続いて、同校体育系学科の入試中止や体育系の全教諭異動について「絶対に譲れない」と固執する橋下氏に触れ、
「私が驚くのは、顧問といい市長といい、自分の影響で人を変えられるという信念に満ちていることだ」
と指摘する。
曽野氏は①人を改変する力は多分に偶然によるもの②人は同じ外的刺激を受けても予測されるのと同じ結果は生まない――と持論を展開し、
「この人間を信じている2人の男性の闘いは、当節珍しい見ものであるという気がしないでもない」
「人間を知る人が、必ずしも人を信じている人にはならない」
などと記す。
「曽野氏はひねくれた正義の典型例」
一方、このコラムを受けて橋下市長は1月23日夜、入試中止に絡むマスコミ報道への反論に続き、曽野氏批判をツイッター上で展開する。橋下市長は12年10月末にも同じコラムで「謙虚さがない」などと同氏から指弾されていた。
「ひねくれた正義の典型例」「洞察力の薄い、薄っぺらな正義」。市長は23日のコラムをそう評した上で、
「曽野氏が言うところ、橋下は自分の影響で人が変えられると言う信念に基づいたバカらしい。バカとは直接に言っていないが彼女のひねくれた文章を読めば趣旨は分かる。しかしホント曽野氏は浅いね。と言うよりも桜宮高校の一連の問題を何も掴んでいない」
と切って捨てた。
続いて
「桜宮高校は変わらなければならないが、学校を変える当事者は教員や生徒や保護者であり、変えるための制度設計は教育委員会がすべき。僕が変えられるわけがない」
「僕は生徒に徹底的に考えてもらいたい。そして学校を変えてもらいたい」
と記した。
さらに橋下市長は、イジメ対策や教育委員会改革、学制改革などを議論する政府の「教育再生実行会議」のメンバーに曽野氏が加わっていることにも矛先を向ける。
「(教育で)人は変えられると思っていないなら、教育再生会議のメンバーを辞めるべきだ」
「とっとと教育の場から去って欲しいね」。
そうツイートし、よほど腹に据えかねるのか、翌24日午前にも同様の曽野氏批判のツイートを2本投稿している。


鳥越氏の、クラブ活動の顧問の暴行が体育関連科の入試中止するというのは橋下市長の論理の飛躍であり、大人たちが市長の強権に恐れて市長に従っているが、子供たちだけは疑問に感じているというのはそのとおりです。
曾野さんの強権で人の考えを考えさせることはできないというのもそのとおりです。
橋下市長は入試中止したから、関係者は体罰を考えるようになると言っていますが、入試中止や予算全面カット、教職員の総取っ替えという脅迫にも似た強硬手段は、自分の言うことが聞けない奴にはビンタもやむを得ないと考えているの暴力顧問と根は全く同じということには気付かないようです。
市長の体罰容認論が自分は変えたと言いますが、市長は本質的に変わっていません。
曾野氏の人は変えられないと言いますが、橋下市長に関してはそのとおりです。
自分を変えるとこはは自分を否定することであるため、自分を変えることは容易ではありません。
本心からの気づきでしか変わらないのであって、恐怖心を植え付ける暴力や強権では体裁上・表面上は変えられても、本質は変わりません。
犯罪を起こして刑罰を受けても、半数は再犯を繰り返すと言います。
カウンセリングや矯正プログラムでしか本質的な矯正はできないと言うのと似ています。

市長のような実質を伴う権力者でも無い鳥越氏に対して、メディア界の裸の王様、どんな場合でも人を変えることができ無いとは言ってはいない曾野氏に対して、教育再生会議メンバー辞めろと言うのは、議論に勝ちたいがために議論とは全く筋違いの話を持ち出して、個人攻撃をしているだけに過ぎません。
市長は議論では無くて、ケンカ、戦いと考えているのでしょう。
サラ金顧問弁護士として、勝利するためのテクニックが政治の世界でも正しいと思って使っているのでしょう。
マイノリティのオバマ大統領は社会派の弁護士として活躍し、弱者寄りの政治家となっていますが、逆境育ちの橋下市長は、人の上に立ちたい、勝ち組の天辺になりたいと考える政治家なんだろうと思います。

しつこくツイートする時間があるなら、にわか政治家はどういう世の中が良いのか、その為にはどういう社会システムが良いのか、そうするにはどういう政策が良いか、もっと深く考えるべきだと思います。
天下取りが目的だから、体罰是認など、政策の異なる太陽の党とくっついたりできるのです。

橋下市長の連帯責任を取らせる有無を言わさずの強引なやり方は、逆らうものには暴力をと言う桜宮高校の暴行体育顧問と同じ体質です。
中には、体罰には反対の人など、様々な人が居て、それを一括りに全部駄目というのは横暴で、ことの問題点を見失わせます。
現実は西部劇のような勧善懲悪の世界では無いのです。
だけど、桜宮校在校生はバッシングされており、学校全体を悪者扱いした橋下、尾木両氏の責任は大きいと思います。
体罰容認の子供も、大人による誤った指導方法・仕組みにより擦り込まれたもので、子供たちには一切責任は在りません。

「とくダネ」を見ていて、議論には絶対勝つぞと一方的に喋りまくる橋下氏の言うことに、暴力教師=体育科だけ入試中止なのか、サッパリ分かりませんでした。
今回の自殺はクラブ活動での顧問の暴行が原因です。
クラブ活動での指導で、人のものを盗ってはいけないのと同様、単純に暴力を絶対禁止にすれば良いだけの話しです。
クラブ活動での指導を科学とコミュニケーションによる方法に正せば良いだけです。
クラブ活動を暴力禁止が担保されるまで、活動禁止なら、分かります。
なぜ体育関連の2科が、入試中止が意味不明です。
問題のクラブには普通科の人も居ます。
ならば、普通科も入試中止すべきです。
体罰容認の体育教師は体育科だけで無く、普通科の学生も教えます。
何故、体育関連の2科の入試中止なのか、そのカリキュラム是正なのか、訳が分かりません。
現在の環境が、新入生は駄目で、そんな環境が悪いのに、在校生はOKなのもさっぱり分かりません。
市長はバランスと言っていますが、著しく不公平で、バランスを欠いています。
入試を止めなければ是正できないと言いますが、新入生を受け入れても是正はできるはずです。
暴行はクラブ活動で起こっていて、授業では殆ど起こっていません。
体罰容認もクラブが強いためにしていて、そのクラブ、顧問を求めて入試してくる、体育顧問の力が強くなって校長が文句を言えないというなら、この問題のガンは暴行で強くなると言う指導方法、それを信じる先生です。
それを取り除けば良いだけの話しで、取り除けば上手く回っていくはずです。
暴力を行うクラブ顧問がいれば、入試では無くクラブ活動を止めて、先生、生徒、保護者も含めて話し合って、暴力の無いクラブ活動にしていけば済む話です。
学校教育法で体罰禁止が決められているので、それを遵守するだけです。
市長など、上からの命令や強制で無く、自分たちで正すのが本当の是正です。
悲しい話し、日本人に自ら正す力がなければ、情けないですが、法律に罰則を着けて、規制していけば済む話だと思います。

橋下氏のパフォーマンスの犠牲にされました。

桜宮高校 普通科に変更して入試実施へ
1月21日 19時21分
大阪市立桜宮高校で体罰を受けていた体育科の男子生徒が自殺した問題で、大阪市教育委員会は、体育科などの募集を停止して普通科に変更したうえで、来月入学試験を実施することを決めました。
入学試験の中止を求めていた大阪市の橋下市長と、実施を求めていた受験生などの双方に配慮した形の決定となりました。
大阪市立桜宮高校の体育科の2年生で、バスケットボール部のキャプテンだった男子生徒が、顧問の教師から体罰を受け、先月下旬に自殺しました。
この問題で、大阪市の橋下市長は、来月下旬に予定されている桜宮高校の体育科とスポーツ健康科学科のことしの入学試験を中止するよう求めていました。
これを受けて、大阪市教育委員会は21日夕方に会合を開き、事務局から、体育科とスポーツ健康科学科としての募集を停止して普通科に変更したうえで入学試験を実施する案と、予定どおり入学試験を実施する案の2つが示されました。
教育委員からは、「入学試験と高校の改革は一体だが、受験生への影響は最小限に抑えるべきだ」とか「今のままの体育科などで募集を行うのでは、改革のスタートとして弱い」といった意見が出されました。
そして、5人の教育委員による採決の結果、4対1の多数決で、体育科など2つの学科の募集を停止し、普通科に変更したうえで入学試験を実施することを決めました。
教育委員会は、当初体育科とスポーツ健康科学科として予定していた募集人員や通学区域は変えず、スポーツの技能を重視した教科や配点などについても変更しないとしています。
教育委員会の決定は、入学試験の中止を求めていた大阪市の橋下市長と、実施を求めていた受験生などの双方に配慮した形となりました。

桜宮高校長、年度内に更迭方針 大塚高体育科は1クラス増員へ
2013.1.24 14:20 [自殺・自殺未遂]
 大阪市立桜宮高校の体育系2科の入試募集中止問題で、永井哲郎教育長は24日、同校の佐藤芳弘校長について「できるだけ早い段階で外部人材を登用したい」と述べ、年度内に更迭する方針を示した。府立高体育科の定員増について府市で協議する場で表明した。
 この日は、橋下徹市長と市教委の長谷川恵一委員長らが、市役所で松井一郎大阪府知事と府教委の陰山英男委員長らと会談。受験生の受け皿確保に向けた府立高2校の体育科の定員増について協議した。
 会談では陰山委員長が「市教委は子供たちのために命がけで立ち向かっているという姿勢を感じない」と述べ、市教委が示した桜宮高の再生に向けた改革プランの内容を批判。その上で「今の校長の名前で卒業証書を渡すのか」と問いかけたところ、永井哲郎教育長が「できるだけ早い段階で外部人材を登用したい。話がつき次第、着任してもらう」と述べた。
 会談では、橋下市長の要請を受け府教委側が協力を約束。大塚高校(松原市)体育科の定員を1クラス(40人)分増員する方針を決めた。同日夕の府教育委員会議で正式決定する。


教育者である尾木ママが、勧善懲悪のやり方で、異論の相手をバッシングするというのは、教育者としてあるまじき行為です。
中国の暴動でもそうですが、一部を全部として、短絡的に信じ込む人は、自分が単細胞、踊らされていると感じないのでしょうか。
西部劇を見て、インディアンを悪人と思い込むタイプだと思います。
マスコミを上手く使いこなす、橋下市長もそういう方法を熟知しているのでしょう。

桜宮高校は未だにHPで体育科80名 、スポーツ健康科学科40名と言う情報を載せていますが、両科の入試を取りやめ、普通科120名に振り換えると言います。
市長が取りやめと言っていたから、120名が丸々ゼロになると思っていましたが、普通科に振り替えるなら話が違います。
良く聞くと、普通科と違う理社が無く実技がある試験科目はそのままで、スポーツに特化した普通科で、内容はこれから作るのだと言います。
これは名前を変えただけで、いずれ体罰問題に対応できる体制になれば、1年後ぐらいには体育科80名 、スポーツ健康科学科40名に転入されるのかと思っていました。
それならば、通常通りそれぞれの科で入試をして、その後、体罰問題に対応できる体制を作っても、実質的には何ら変わりはないのにと思いました。

それなのに市長は体育科希望者が不足するから、府立高校の体育科を40名増員すると言います。
桜宮では名前は違うが120名はそのままなのに、他の学校で増員するとは支離滅裂、訳が分かりません。
120名を無くして、他で120名増員するなら理屈は通りますが、40名増員では120名の1/3で全く足りません。
府立高校は1クラスを卒業まで最低で3年間続けなければならないし、先生の手当も3年間だけしなければなりません。
教育の計画そのものを狂わせています。
今回のやり方は、あまりに性急すぎ、場当たり的で、矛盾だらけです。
この矛盾は、市長の振り上げた拳の結果でした。

橋下劇場に付き合わされた、名にも罪の無い子供たちが可愛そうです。
我を通すため無茶苦茶にした橋下劇場の後始末が大変です。


「結論覆す」、決意の反論=高校生8人、入試中止で会見―大阪市
時事通信 1月21日(月)22時35分配信
 大阪市教育委員会が橋下徹市長の要求通り、市立桜宮高校の体育系2科の入試中止を決定した21日夜、同校3年の男子生徒2人と女子生徒6人が記者会見に臨んだ。「私たちは納得いかない」「学校を守りたい」。8人は「まだ結論を覆せるかも」と、橋下市長と市教委に対し、決意の反論を展開した。
 市役所5階の記者クラブで午後7時半から1時間余にわたった会見。8人はいずれも運動部の元キャプテン。制服のブレザー姿で横一列に並んだ。
 「体育科に魅力を感じて受験したいと思う生徒がほとんど。普通科に回されるのは、私たちは納得がいかない」。女子生徒が口火を切った。橋下市長が同日朝、全校生徒を前に説明したが、「具体的な理由がなく、私たちの声も十分に聞いてくれなかった。思いは1時間で話せるわけがない。『生徒、受験生のことを考えて』と何度も繰り返したが、在校生と受験生のことを考えたらもっと違う結果があったんじゃないか」と訴えた。
 橋下市長が体罰の背景に「生徒たちも容認していた」「勝利至上主義」などと発言していたのに対し、女子生徒は「容認していないし、勝つことだけが目標ではなく、礼儀など人として一番大切なことを教えてもらっている」と反論。自殺問題について「心の傷は深く、重く受け止めている。傷を癒せるのは先生」として教諭の総入れ替えにも反対し、「多くの生徒が学校を守りたいと思っている」と強調した。
 男子生徒は「今回の結果が覆せるんじゃないかと、強い思いを持ってきた」と会見の動機を語った。別の女子生徒も「今まで続いている伝統は今でも正しいと思っている」と力説した。


テレ朝出演の尾木ママを見ていました。
何の根拠があって、記者会見の子供たちを悪者一味扱いするのでしょう。
あの発言は、近所のおばさんが井戸端会議で、悪口を言っている、そんな感じに見え、とても教育評論家の言葉とは思えませんでした。
誰かの差し金であったとしても、子供たちを侮蔑の目で言い切るのは、教育者として失格です。
証拠がない限り、クラブの元キャプテンたちが自発的に言っていることを前提として、背景も考えての優しい対応で発言すべきです。

クラブ指導で暴力が横行していて、その暴力が原因で子供が自殺したということは、単純に、教師による暴力に頼る指導を無くすればよいのです。
体育クラブで覇気が無いことやミスをすることで、何故暴力を振るわなければ行けないのでしょうか。
ミスや失敗は罰則なんでしょうか。
指導で暴力を振るうのは、体罰でも無く指導でも無く、単に暴行です。
幼児期に親から叩かれたりしたことはありますが、物心が付くようになって、家庭内で暴力を振るうのはDVであり、ふつう暴力を振るわれたら犯罪であり、犯罪を犯して刑務所に入っても、罰として暴力を振るわれることもありません。
教師だけが例外で、暴力を許されるはずもありません。
暴力、そのものをしてはいけない、それを徹底すれば良いだけの話しです。
子供の死を教訓に、暴行させないことを先ずクラブ活動で徹底することです。
さらに、全校一丸となって、暴行はしない、させない、それだけで良い筈です。
体育科に話しを広げ、入試中止する意味が全く分かりません。


橋下市長の短絡的、強権的手法のパフォーマンスに振り回されただけ、子供が一番の被害者です。
外から押しつけで変わるわけもなく、中から変わらないと芯から変わりません。
中から体罰を無くす、暴行を無くすという動きが見えてこない、教師たち、子供たちの発信力が弱いことの方が問題です。
上からの押しつけ・縛り、管理教育、覚えるだけの詰め込み教育、正解だけを求める教育の弊害が、子供や先生の自主性や創造力、行動力の無さを生んでいるのではないかと思います。


橋下市長が桜宮高訪問=入試中止要請で説明―高2自殺・大阪
時事通信 1月21日(月)12時53分配信
 大阪市立桜宮高校2年の男子生徒(17)が体罰後に自殺した問題で、橋下徹大阪市長は21日朝、同校を訪問し、自身が市教育委員会に要請した体育科などの入学試験の中止や教員の入れ替えについて、全校生徒に説明した。
 市教委によると、橋下市長は生徒に対し「一度立ち止まって考えないといけない」と入試の中止を強調。生徒を代表した2人からは「受験の機会を奪ってほしくない」「体育科を継続してほしい」などの意見が出た。全校集会は1時間15分に及んだが、うち約1時間を市長の発言が占めた。
 橋下市長は、同校の生徒たちが直接話をしたがっているとの報告を受け、説明の上、意見を交換することにしたという。入試を中止するかどうかは21日午後、市教委の会議で決定される。


意見を述べたのは女子学生二人だけです。
持論を一方的に述べ、生徒の話は、恐らく1,2分だろうと思います。
それで、生徒も体罰体質が直っていないというのは、あまりに一方的に過ぎます。
本当に子供たちの声を聞くというのなら、一人一人面接して聞くぐらいの問題認識が必要だと思います。
子供たちに寄り添う、保護者たち、先生たちととことん話し合う中でしか、根付かないと思います。

体罰問題(本当は体罰で無く暴行)について、生徒、保護者、教師、教委が真剣に考え議論し合うことがとても大事だと思います。
上から正解を押しつけられても、子供たち、教師の成長には繋がりません。
高圧的に制裁でねじ込んでも、問題の本質は解決されません。

意見を言ったのが二人で、女子だけでした。
男子は不甲斐ない。
二人だけというのも、現在の教育の失敗です。
正解だけを求める教育だから、皆萎縮してしまうのです。
例え誤っても、答を深く考える過程と、それを発表することが、正解よりも大事です。
個々が意見を出し合い、違いを認め合い、答を導き出すことが重要だと思います。
意見を出し合った、話し合った結果が答であるのであって、正解が先にあって、それに合わせるのでも無く、多数意見を感じて少数意見を言えない雰囲気にしてしまうことであってもいけません。
学校は先生と勉強が出来る子や運動が出来る子だけで作るのでは無く、勉強が出来ない子も運動が苦手な子なども含め、全員が参加して作るものだと思います。

学校は先生だけが作るものではなく、ましてや市長が命令で作るものではありません。
関係者が力を合わせて、より良くすることが大事だと思います。

市教委は受験内容はそのままに、体育科入試を普通科に振り返るようです。
玉虫色の結論のようですが、ダマシのようなことを、教育はやってはいけません。
正々堂々と体育科入試を続行するが、体罰問題(暴行問題)は早急に全力で、関係者と力を合わせて対策を講じ、より良い桜宮高校とするとして欲しかったです。

「決して許されない」=教員の駆け込み退職―下村文科相
時事通信 1月24日(木)13時4分配信
 下村博文文部科学相は24日の記者会見で、全国の公立学校教員が定年を待たず、退職手当減額前の年度途中に「駆け込み退職」をしている問題について、「決して許されざる(ことだ)」と批判し、文科省として各教育委員会などへの指導に乗り出す考えを示した。
 同相は「(特に)クラス担任ら責任ある立場の先生方は、最後まで誇りを持って仕事を全うしてほしい」と述べた。


去年暮れに、地方公務員の退職金の削減が決まり、実施が2月からなどとなりました。
これではいきなりの人生設計の変更を短期間に迫られることになります。
大概の公務員は、いつ辞めれば徳と考えるのは当然で、多くの公務員は時期を縛られずに辞めることが出来ます。
但し、先生、特に担任を受け持つ先生は。途中で辞めると何を言われるか分かりません。
他の公務員と、条件が大きく異なるのです。

テレビでは、教師の方が悪いとか、新たな教師を雇うことを考えておくべきだとか、制度を前提にする論調の方が強いと思います。
思考が、強いものに弱い体制的なんだと思います。
全てご破算にして、どこが間違っているかを論ずるべきと思います。
お上を是としがちなマスコミの姿勢が間違っています。

先生は年度で縛られるので、公務員一律で行った今回の制度の方が間違いです。
他の公務員は、どこで辞めても、代わりはありますし、引き継ぎに問題はありませんが、先生はそうはいきません。
国、地方自治体の思慮不足、失政です。
先生へのバッシングは筋違い、自らの責任隠し、バッシングすべきは制度を作った国などです。
人に責任を転嫁する文科大臣の発言は許せません。

そもそも、地方公務員の給与削減を中央が指示するのがおかしいです。
国家公務員の方が地方公務員より偉いので、地方の方が給与等を少なくすべしとして、命令するのが中央集権構造であり、中央集権的です。
地方主権にして、財源も渡し、地方公務員の人件費の削減は地方で決定するのがあるべき姿だと思います。

愛てんぐ

Author:愛てんぐ
自由が一番!

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*世の中では格差社会がどんどん進み、言論統制の動きも見え、益々自由に生きられなくなっています。

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