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クローズアップ現代「女性科学者の闘い~猿橋勝子さんが遺(のこ)したもの~」を見た。
日本女性科学者の先駆けだった猿橋勝子(1920年~2007年)が先々月になくなった。

芯の一本通った素晴らしい女性科学者だった。地上における核実験の廃止への寄与と後進の女性科学者の育成に貢献した。

猿橋さんは帝国女子理学専門学校(現・東邦大学理学部)を卒業し、気象庁気象研究所に入所、そこでキュウリー夫人と同じく、放射能の研究をする。
1954年の太平洋のビキニ環礁における水爆実験で出た死の灰による大気・海洋汚染を観測し、放射能汚染の危険性を国際社会に訴える。
アメリカはそれ程の量ではないと異を唱え、相手にしなかった。
そこで猿橋さんは、アメリカの権威である学者と放射能観測の精度を競おうと提案し、単身アメリカに乗り込む。
精度の低い調査では小差で負けるが、その後の精度の高い調査では10ポイント以上の差を開け,何度も圧勝した。
彼女は地球科学者として大いに評価されるようになった。
アメリカは地上の核実験での放射能汚染の危険を認めて、地上核実験は無くなっていくことになる。

1980年気象研究所退職後、「女性科学者に明るい未来をの会」を設立し、猿橋賞を設けた。自然科学の分野で、50歳未満の女性に送られた。
ご苦労様という賞ではなく、頑張りなさいと言う賞である。
受賞者には,各界で活躍されている科学者が多い。
女性は育児で、研究生活から身を引く人が多いが、猿橋さんは続けなさい、子どもたちは背中を見て、時が経てば理解してくれるときがあると言って、励ましたという。

女性科学者は今で12%となった。アメリカの30%やフランスの27%に比べるとまだ低い。




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人類が20世紀に行なった数々の「愚行」をまとめたのが「百年の愚行」という本だが、諫早湾の干拓も、日本における「百年の愚行」にあげたい。

その国営諫早湾干拓事業が先日、完工した。
http://www.asahi.com/national/update/1120/SEB200711200007.html?ref=rss
漁業関係者や市民団体が海と陸の両方で、抗議行動のなか、農水省や長崎県、諫早市などの関係者が参加して完工式を催された。
来年3月までに農道等が整備され、営農が始まる予定である。
当初計算された工事費1300億円の倍以上の2700億円以上もの工事費が掛かった。

発端は、1952年長崎県知事が戦後の食糧難の時代を背景に、食糧増産のために諫早湾全体(1万ha)を干拓する計画を発表したことから始まる。
県は農地だけでなく、工業用地、淡水湖へと、多目的開発へと内容を変更させる。
隣接府県の漁協等の猛反発を受け、県内で納まるよう規模を縮小し、諫早湾の洪水高潮対策として、防災目的に変更する。
1983年3900haに規模縮小して、畑地造成・防災対策に目的を変更して、計画が始まり、漁民の反対で、3550haに規模縮小され、86年環境アセスメントが実施され、事業が決定、89年に起工式が行われた。
97年湾奥部を完全に締め切る「潮止め」工事を実施。ギロチンと言われる水門で完全に外海と遮断された。
湾の外の有明海では特産の大型二枚貝、タイラギが全くの不漁となり、海苔の色落ちの被害が発生した。潮の流れの変化が有明海の漁業に打撃を与えた。
一時、短期的に部分的に水門を開けられたが、最終的にはストップは掛からず、工事を終えた。
結局、造成部分は1/4の940haに、農地は700haと、規模は大幅縮小となった。


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風車を載せた自転車に乗って、図書館に「百年の愚行」という環境保護を訴える本を置くように呼びかけ、全国の図書館を回っている青年の話を聞いた。
http://www.asahi.com/life/update/1106/TKY200711060070.html
http://asobook.nomaki.jp/

徳島県出身の土居さん(28歳)が、書店で「百年の愚行」という本に出会って、衝撃を受けたという。
環境破壊や戦争など、人類が20世紀に行なった数々の「愚行」を100枚の写真とエッセイでつづった本だそうです。非営利団体「Think the Earthプロジェクト」の発行の本である。
http://www.thinktheearth.net/jp/book/about/index.html

近くの図書館に行くと「百年の愚行」が置いていない、頼み込んでおいて貰うと、一月で3人の人が借りていた。
この本を出来るだけ多くの人に読んで貰って、世界で起こっていることに関心を持って欲しいと思ったそうです。
それで、全国3000箇所の図書館において貰おうと、平成17年1月、全国行脚の旅に出たという。
古着の着流し、下駄履きという格好は、大量生産大量消費、環境問題の警鐘の為だという。

始めた頃は、図書館で話も聞いて貰えず、不審者扱いもされた。
悩んだ答えが、自分が図書館になればよいだった。
自転車の後に台車を取付け、上に水車の歯車を積み、その一段一段に環境問題に関する本を30冊載せて、全重量130kgを人力で走らせている。
本は返却不要である。
子どもたちには、本の扉に木の絵を描き、読んだら1枚の葉っぱを書いて、次の子が読んだらまた葉っぱを1枚と、連ねて欲しいと言って手渡ししていた。

当初の30万円はなくなり、各地で野宿し、アルバイトをしながら、100万円以上で800冊もの書籍を買い、図書館まわりを続け、北海道、関東、甲信越の約1600カ所を回ったという。
30歳までには、全国行脚を終えたいという。

自分に出来ることを自分で考えて自分の力で、粘り強くやっていく。
最近で、最も感激した話だ。

福田内閣発足後、初の政令市長選があった。大阪市長選だ。
国の与野党の直接対決である。
小沢代表の大連立騒ぎで、民主党の支持率が低下しているという世論調査がでていたか、本当にそうかかどうかの重要な選挙だ。

自民党と公明党の推薦が現職の関市長に対するは、民主党と国民新党が推薦で社民党が支持の、毎日放送の元アナウンサーで新人の平松氏であった。
他にも、元大阪市立大学教授で新人の橋爪氏、共産党推薦で元市議の姫野氏などもでていた。

投票率は前回の出直し選挙よりは高いが、50%を切る低さだった。
結果は、平松氏の初当選となった。

関市長は3期目で、紆余曲折はありものの改革はそれなりに進められ、現職として実績があった。
低投票率は、公明党という組織票を持つ関市長には有利さがあった。
対する平松氏は、新人でアナウンサー、穏やかな風貌は好印象を与えるものの、政治的には素人である。
準備不足か、政策も鮮明に出来ていなかった。
また、橋爪氏や姫野氏と、票の取り合いをするという不利もあった。

こんな低投票率では選挙に無関心というのが情けないと言うしかないが、それでも野党側の候補が勝った。

民主党の平松氏が当選したのは、民主党にまだ風が吹いていることを証明した。
自民党には根強い拒否反応が出たようだ。
国民は切実に、政権交代を望んでいると見られる。

「守屋前次官の強権統治、防衛省は治外法権、伏魔殿か、防衛省全体を見直すべき」での記事で、GE(General Electric)の飛行機のエンジンを購入する際、何故、山田洋行という代理店と契約しなければならないのか、不思議に思った。

民主党の浅尾議員によると、そのエンジンは日航や全日空が買えば、防衛省の1/3の値段だという。
何故安いか、それは直接、GEから購入するからだという。
ということは、日本で販売組織があり、代理店を通さなくても買えると言うことである。
代理店を通さないと買えないと言うことはない。
航空会社は飛行機の専門家であるあら、当然、直接買うのである。

自衛隊について、考えてみる。航空自衛隊は航空機について素人か、そうではないプロである。
どこの機種がよいかなど、当然勉強しているはずである。事実、様々な航空機を使用しているわけだし、情報は持っているはずだ。
防衛省、自ら、GEから購入できるはずだ。
これは航空機のエンジンだけではない、全てのものが当てはまる。
特に、随意契約となるような、特定のものについては、情報は限定されたものになり、選択肢は限られたものになり、尚更である。
間に、代理店を絡ませるのは、どう考えてもおかしい。
日本語、日本の商習慣が障害になるだろうか、日本に支社(支店)を出している会社も多いと聞く。
防衛省側の購入体制が軍事器機の情報等の入手が困難で無理という話も理由にならない。
何兆円という予算を使う役所に専門家が育てないというのは理由にならない。

どう考えても、代理店はブラックホールと思える。

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お昼のワイドショーを来ていると、耳を疑うことを言っていた。
民主党の浅尾議員が守屋事務次官など、すっ飛ぶような疑惑である。
浅尾議員は民主党の次の内閣で防衛大臣を担当している。

疑惑は米軍再編で沖縄からグアムに移転する米軍住宅の建設費が3500戸で2800億円の予算を計上していることだ。
米側の試算では680億円で、防衛省はその4倍もの予算を上げている。
1戸あたり8000万円である。これには土地代は含まれず、建設費のみである。
住宅面積はだいたい150平方メートルであるという。
建築費の坪単価176万円である。日本での坪単価60~70万円の3倍程度の値段である。
米側の現地でのコスト1戸あたり17万ドル(1900万円)、坪単価42万円は日本ではかなり安いがグアムとしては妥当な線なのであろう。
グアムの不動産情報を見ると、1戸建て新築の標準的な住宅(3ベッドルーム2バス付き)で20万ドル(土地代込み)を見ても、米軍の数値は納得する数字だ。

昨年、共産党の井上議員も、額賀全防衛長官にこの件を質問すると、建築資材を日本から運ぶためコスト高になると答えたという。
と言うことは、日本の建設会社が受注させることを決めていると言うことになる。


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大連合の裏方がかなり分かってきた。

参院選自民党が敗北した後、8月に読売新聞会長で主筆でもある渡辺恒雄が、読売新聞の社説で大連立構想をぶち上げた。
ナベツネと旧友で山里会のメンバーでもある政治評論家三宅氏によると、ナベツネ氏は6月頃より、安倍首相では選挙では勝てないとして、大連立を考えていたという。

彼が主催する山里会(記者の大御所たちが時の政治家などを呼んで懇談する会という)で小沢代表や鳩山幹事長に、お国のために大連立をすべしとの話があったという。
小沢代表は国民の力で参院選に勝って、衆院選もその気である、連立は政権側が判断する話だと断ったと言う。
鳩山幹事長も選挙と戦った相手とはくめる話ではないと断ったという。

多分、三宅氏が言ったと思うが、ナベツネ氏は福田首相と小沢代表に個別に会ったという。
ナベツネ氏が小沢代表に首相の代理に会って欲しいと伝える。

10月下旬、大連立構想に賛同する森元首相が首相の代理となり、会談をした。
小沢代表は政治の停滞を防ぐには連立もあるが、党内の理解が不安、直接、首相から直接話を聞くのが筋となり、党首会談となった。

党首会談は1日を挟んで2回行われた。
小沢代表は国連中心主義を飲んで旧新法はこだわらないとまで福田首相は言ってくれたので、大連立を党に持ち帰り、検討することなった。
福田首相は連立は阿吽の呼吸であり、給油新法は拘っていると言う。小沢代表と内容が違っている。

民主党役員会では大連立構想に全員、否定し、福田首相に断りの電話をし、その後、プッツン辞任と辞意撤回の大騒動となった。

その間、読売新聞では小沢代表は大連立を呼びかけてという報道をしたり、連立の中身、小沢代表が副首相、大臣の内訳など、当事者しか知らない情報が伝えられた。

一方、自民党の閣僚や執行部は連立大賛成と言っている、あの小泉元首相も。


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小沢民主党代表は突然の辞意表明をした。
それを当執行部は必死で慰留に努めている。

党首会談で、福田首相から持ちかけられた連立政権構想は、協議する値打ちがあるとして持ち帰ったが、部下たちが不賛成だった。それは不信任と同じだから辞めると言った。
福田首相は、小沢代表が唱える国連決議による活動への自衛隊派遣を丸呑みし、連立を組むなら給油新法も成立させなくても良い、そこまで言うなら政策協議をしても良いのではないか。
また、捻れ国会では重要法案は通らない。民主党のマニフェストを実現するのが国民への約束だから、そのためには政策協議が必要だ。
力量不足、政権担当能力を疑問視される民主党としても、連立を組めば、力を蓄え、能力も磨かれる、それが政権与党への近道だ、と言うようなことを行った。
党幹部が小沢代表を説得し、辞任を執行部に委ねるとした。

今日、役員会があり、様々な意見があったが、一致して代表の慰留を求めることにしたという。
若手議員には、役不足の民主党では衆院選に戦えないと言った代表にはついて行けないという意見もあったそうだ。

振り返ってみよう。
小沢代表は安倍前首相のテロ特措法協議の呼びかけに、国民に見えるところ、国会の党首討論などで議論したいと言って、会談を断った。安倍前首相はそれを口実に辞任した。
これは、国民に、密室政治は行わないという強烈なアピールとなった。
福田内閣が誕生した後も、民主党の政策にある部分では接近するという、福田首相のクリンチ作戦に対しても、対決姿勢を貫いていた。
それが、一転、福田首相の求めに応じて、30日党首会談に応じた。
翌日は、党首討論の予定だが、中止して、会談を優先させた。
公開討論より密室会談を優先した。
翌日、再度党首会談が午前、午後と長時間の会談があり、二人だけしか知らないという究極の密室談合政治を行った。

何故、対決姿勢から一転して、協議姿勢、それも諸々の段階を通り越して、連立政権を飲むか飲まないかまでに、至ったか、不思議でならない。


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福田、小沢の党首会談が行われた。
そこで、福田首相が小沢民主党代表に連立政権を持ちかけ、小沢代表は持ち帰って協議すると答えたという。

そもそも、小沢代表は安倍前首相の辞任理由に使った党首会談の求めに対し、談合政治になる、議論は国会でしょうと言った。
素晴らしい言葉、国民に主権をおいた発言だった。

しかし、この後の及んで、政権運営で窮地に追い込まれている福田首相の求めに応じて、党首会談を一昨日に行った。
それも翌日、国会で党首討論が予定され、そこで両者の議論が聞けるものと思っていた。
その党首討論も吹っ飛び、今日、2回目の党首会談となった。
国民の見えない密室で政治を行おうとしている。
民主主義の否定である。国民は無視された。

今日、福田首相が公明党太田代表との会談の後、小沢代表とお昼を挟んで、長時間に亘って会談した。
政策を通すための連立であると福田首相は言っていた。

この前の参議院選挙、その前の郵政選挙におても、民主党に投票したのは、自民党と連立を組むために投票したのではない、
自民党の政治を続ければ、日本はおかしくなる、自民党から政権の座を奪い、民主党に与えるべきと考えたから、投票したのだ。
連立協議に応じるのは、我々を愚弄するものだ。


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4回目の昨日は「「鈍行列車」で行こう」だった。

夜間中学校は高齢者が生徒であることが多い。今回は高齢の生徒たちの話である。

先ずは、69歳のおじいちゃんの話である。
第二次大戦による被災を受けて、戦後の貧しさのため、学校に行けなかった。
兄の葬式の時、弔辞が読めなかった、それを期に夜間中学校へ入学した。
夜間中学校で、学びの素晴らしさに気付き、夢と喜びでいっぱいになった。
クラスの仲間とはいつも気遣っていた。一通りの薬を持っていき、風邪気味と言えば、薬をあげていた。また、運動会では、クラス全員に夜中の3時まで、おにぎりを結んで、持っていった。
夜間中学校では、人の足を引っ張る人はいない。みんなが親切だ。
学校は何もかも楽しい、詩で彼は、夜間中学校を鈍行列車に例えていた。
夜間学校は、夜なのに、雰囲気はとても明るい。
うれしさは、恨み、辛みの裏返しだという。
卒業後、夜間中学校のことを土台にして、生きていく。それが本当の学力、生き方なんだという。

沖縄県人の夜間中学生のはないである。
沖縄に帰って、彼は事業を興した。仕事で行き詰まると、夜間中学校のことを思い出し、それをエネルギーにして、乗り越えたという。
同窓会に行って、東京、大阪に行った連中がいい顔をしていない、さえない顔をしている。
ビリッケツを行っていた者がマラソンのトップランナーになっていたのだ。


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MHK教育テレビ 知るを楽しむ、見城慶和 夜間中学校は僕らのふるさと
夜の10時25分~50分、今週から再放送のようだ。また、見ていて感動する。 教育の原点を見る思いがする。

2回目の「生きる力を支える言葉」を途中から視る。
34歳で夜間学校の生徒となった人に話。
運動会があるというので、通学を自転車を徒歩に変えて頑張っていた。
そこで彼が書いた詩が「無報酬の報酬」だった。
努力して得られたものはお金では得られない喜びだった。
結果ではない、不断の努力で得られる喜びは自分の為、自分そのものなのだ。

昨日は「不登校の君へ」だった。
最初の話が不登校だった少女の話である。
母親と一緒にやってきて、母親ばかりが喋り、一言も口を開かない子だった。
転校続きで、学校になじめず、人間不信に陥り、その為不登校になったという。
私は何も出来ない、先生にも認めて貰えない、両親も見放す、学校に行けない、自信喪失、最後には閉じこもる。
先生は他のクラス仲間との橋渡しをしたり、自信になるよう活躍の場を与えたりした。
そうしているうちに、私なんかいてもいなくても一緒が私だってできると、私なんかから私だってに変わっていった。
今の学校はゆとり、暖かさ、一人一人を大事にする心を失っている。

次は小学校5年生から、親以外とは喋らなくなった男の話である。


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愛てんぐ

Author:愛てんぐ
自由が一番!

*自由、平和、優しさ、自然が大好きです。暴力、戦争、不公平、不自由は大嫌いです。

*世の中では格差社会がどんどん進み、言論統制の動きも見え、益々自由に生きられなくなっています。

*てんぐになって人のため世のため、独りよがりの意見を、愛を込めて発信していきたいと思います。

*思いを伝えたいため、正確でない表現や数字がありますので、ご了承下さい。

*ブログの趣旨に反する、不快感を覚える、礼儀をわきまえないコメント等は削除しますので、ご了承下さい。

*記事は、情報の正確性や表現の的確性を高めるため、付け加えたり、訂正したりします。