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『まるこ姫の独り言 ”前原氏に米期待"、相変わらずの論調』に書き込んだコメントを記事にし、エントリーします。

読売新聞 前原氏に米期待「普天間、局面打開へ役割を」
 沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題を巡り日米関係がきしむ中、安全保障政策では自民党政権当時から一目置かれてきた前原氏に、米側が局面打開の役割を期待する場面も見られた。
 「朝鮮半島情勢も微妙だし、防衛力増強を行っている中国が日本近海で活動を活発化させている。日米同盟の足元をもう一度しっかり固めることが必要だ」
 前原氏は29日(日本時間30日)のワシントンでの記者会見で訴えた。
 3日間の米国滞在の目的は、官民一体で日本の新幹線技術を売り込むことだ。前原氏はその合間を縫い、米戦略国際問題研究所(CSIS)のジョン・ハムレ所長ら旧知の外交・安保関係者らと分刻みで会談。米民主党の重鎮、ダニエル・イノウエ上院議員は前原氏に「辛抱強く同盟国の努力を待つ」と言質を与えた。
 鳩山首相が「普天間問題で自らハードルを高くしている」(民主党幹部)中、沖縄相としての前原氏に期待する声は内外にある。ただ、国土交通相としては、日本航空の経営破綻(はたん)処理や高速道路の新料金制度を巡る混乱に直面、「『ポスト鳩山』レースで後れをとった」と厳しい視線も浴びた。
 小沢幹事長との確執も目立つ。今回の訪米での“収穫”を生かせるかどうかは、党側との関係次第との見方も出ている。
(2010年5月2日23時09分 読売新聞)


<読売新聞の米属国継続のための前原氏待望の現れ>
読売新聞の記事を読むと、読売新聞は鳩山首相を交代させ、タカ派の前原大臣に変えたいという意志が見て取れます。
ポスト鳩山、沖縄相として内外の期待、原質を与えた、局面打開の役割を期待、という言葉の使い方、受け取り方から如実に表れています。
読売は、アメリカの属国継続、新自由主義、自主憲法を標榜して、鳩山首相を辞任に追い込み、前原大臣にすげ替えたいと考えているようです。

<鳩山→前原はアメリカの言いなり日本に自己決定権無し>
アメリカは鳩山首相には期待せず、前原氏に期待していると見ています。
鳩山首相が普天間問題5月期限で辞めたら、アメリカの意にそぐわない日本の首相を辞めさせたことになります。
それも、日本のマスコミによって、世論誘導によって。
今度はアメリカにとって都合の良い前原大臣を次期総理に願っているのでしょう。
前原大臣は中国脅威論で、日本が中国に近付くことを嫌うアメリカに願ったり叶ったりです。
日本の総理大臣はアメリカが任命しているのかと疑いたくなります。
日本は悲しいかなアメリカの属国、主従関係、戦後65年経っても、変わりません。
情けない限りです。

<近隣国を敵国扱いしていては平和は訪れない>
日米関係がきしむ、と恐れる考えは、冷戦構造の遺物をいつまで抱えているのかと思います。
中国、アジアの台頭で、アメリカの地位はどんどん下降するばかりです。
日本とアメリカが互いの利益でぶつかり合うなかで、合意するのが対等の関係です。
これまでの自民党政権では日本が言いたい言葉も呑み込む、二歩も三歩も譲歩する隷属関係です。
それを打開しようと努めているのが鳩山政権ですが、習い性のため丁々発止ができず、悩み続けています。
欧州のように隣国同士が脅威のない関係こそ、安心安全の平和が築けます。
隣国を脅威として敵視するのでは、未来永劫日本には平和は訪れません。
隣国を敵視するアメリカ軍が常駐していては、駐留米軍が常に標的になり、日本に心安らぐ平和は永遠に訪れません。

<米民間人救出のための海兵隊駐留は不要>
元防衛大臣の石破氏が沖縄の海兵隊は有事の際に、米国人の救出のために必要とNHKで語っていました。
誰も突っ込まなかったですが、これは聞き捨てなりません。
万が一の有事の際のアメリカ人の救出のために、何故沖縄が四六時中、犠牲にならなければいけないのか、日本が犠牲にならないのか、アメリカ人だけを助けるために、そんな兵を常駐させる訳にはいきません。

<普天間移設を矮小化・期限を切らせたマスコミが責任逃れの豹変>
最近、マスコミは、普天間問題は、浅はかに決めてはいけない、急ぐ必要はないという論調に変わってきました。
日米同盟の50年目の節目、日米の防衛についてもっと深く考えて、結論を出すべきという風に変わりつつあります。
この言葉がマスコミの口から出るには大いに違和感があります。
マスコミが普天間は市街地のど真ん中にあり、危機はまってはくれない、移転先はどこかと、鳩山政権をせっついてきたはずです。
オバマ大統領訪日の時に普天間問題はどうするのか、昨年末に決められないならいつなんだ、期限は場所はと、マスコミがやいのやいのと言ってきました。
その間、冷戦後の日米軍事同盟はどうあるべきか、沖縄の海兵隊は沖縄にあるべきかなど、根本論議を話題にも出さず、絶えず、移転咲くばかりを問うてきたのがマスコミです。
そのマスコミが、5月末まで間もなくという時期に、鳩山政権から根本議論がないとは、よく言えなもの、片腹痛いです。
鳩山首相が自らハードルを上げているとマスコミは言いますが、マスコミがせっついてハードルを上げさせているのではないでしょうか。
マスコミは政治介入しておいて、第三者の如く批判ばかりを繰り返し、最後には真逆のことを言う、無責任振りには呆れかえります。
鳩山首相の弱気にはがっかりですが、鳩山政権を寄ってたかって叩きまくっているマスコミには嫌悪感の他に感じません。
日本を駄目にしているのは鳩山政権でなく、マスコミであることにマスコミ自信も、国民の多くも気がついていません。

<前原氏にリーダーの資格無しを忘れたのか>
高速道路の凍結解除は、1兆4000億円も建設する要望はなく、数1000億円だったと、川内国土交通委員長が言っていたように思います。
それが、官僚の言いなりに拡大したということだろうと思います。
偽メール事件と言い、いろんな発言と言い、パフォーマンスに過ぎるきらいがあります。
次期総理に名が世論調査で舛添氏に次いで急上昇しています。
マスコミが絵に描いたようにです。
国民は、ガセネタ偽メール事件を忘れてしまったのでしょうか。
メールの情報源を確かめずに、メール一本だけで政権交代できるか如く、大騒ぎしました。
張本人の永田氏は議員辞職し、その後、失意のまま、自殺しました。
永田氏を死に追いやった責任があるとは言いませんが、少なくとも、党の命運を左右するリーダーとしては根本的な欠陥があると思います。
前原大臣は訪米中に戦略国際問題研究所(CSIS)に立ち寄ったと言います。
戦略国際問題研究所(CSIS)は渡部黄門氏の息子、小泉純一郎の息子が務めていたところです。
共和党系の保守系シンクタンクで、日本をポチにする拠点と言われているところです。
CSIS寄りの前原大臣は民主党リーダーには相応しくない人物と言わざるを得ません。

<最大権力者のマスコミを信じる国民性>
強弁する人には日本国民はとても弱いです。
封建制度が染み付いていて、権力にはもの凄く従順です。
力のある小沢氏を国民がバッシングしているので、そうでもないことから、小沢氏を叩くマスコミが最大権力者なんだと気付かされます。
マスコミが推す人は、予断無く追随してしまう日本の国民性があるのでしょう。

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愛てんぐ

Author:愛てんぐ
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