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社説:子ども手当廃止 メンツ争いの末の迷走
 子ども手当を12年度から廃止し児童手当を拡充して復活させることで与野党は合意した。だが、「旧児童手当に戻すわけではない」と玄葉光一郎民主党政調会長は言う。たしかに合意内容を読めばどうにでも解釈できそうだ。細かい制度設計はこれからだが、子育て家庭や自治体を混乱させる政局がらみのメンツ争いはもうやめてほしい。
 そもそも子ども手当と児童手当は何が違うのか。「子育ては親の責任」というのが児童手当の背景にある思想だ。72年のスタート時は低中所得世帯の第3子以降に3000円(月)を支給した。お金のない子だくさんの世帯だけを対象に作られた制度だった。その後何度も改正され、政権交代前には0~12歳の児童の9割近くにまで枠が広げられた。支給額も0~2歳が1万円、3歳~小学校卒業までが5000円(第3子以降は1万円)となった。
 一方、民主党の当初の子ども手当は「社会全体で子どもを育てる」との考えで、中学生までのすべての子に2万6000円を支給する予定だった。児童手当の財源は国と地方と事業主の負担だが、子ども手当の当初案は全額国庫負担。しかし、財源のめどが立たず、現在は半額の1万3000円にとどまる。財源も児童手当に国費を上乗せしてつじつまを合わせているのが実情だ。
 そして与野党協議の結果、10月以降は3歳未満と3~12歳の第3子は1万5000円、3歳~中学生は1万円となった。来年度以降は年収960万円程度の所得制限が設けられ、名称も児童手当へと戻る。野党側が押し切った形に見えるが、支給額を比べると児童手当よりも現行子ども手当に近く、中学生に支給する点も子ども手当と同じ。所得制限で捻出できるのは0.2兆円だ。
 さらに所得制限で手当が受けられなくなる世帯には還付や税控除による緩和策を検討するという。年少扶養控除が廃止されたままでは逆に収入が減る子育て世帯が出てくるためだが、緩和策を手厚くすればますます現行子ども手当と変わらなくなる。成り立ちや名称は違うが中身はあまり違わない、カレーライスとライスカレーのようなものか。大震災と原発事故の復旧が遅々として進まず、9万人近くがなお自宅を失っている時に与野党はこういうことに時間と労力を費やしてきたのである。
 ところで、野党がこだわる児童手当には問題がないのか。たとえば財源のうち厚生年金の対象となる事業主だけが拠出金を課されるのはなぜだろう。社会状況も子育て環境も大きく変わった。どうせなら今の時代に合った理念に基づく制度に抜本改革してみてはどうか。
毎日新聞 2011年8月6日 2時30分


どんどん民主党は民主党でなくなっています。
子どもは社会で育てるという理念が損なわれました、
複雑で屋上屋を重ねる控除から、受け手が分かりやすい給付の形も下へと。
上流の企業や団体への補助・助成から、下流の市民や生活者への直接支給へと富の再配分の形を、変えようとしましたが、これも元の木阿弥です。
自民党が、ハードルをどんどん上げて、民主党を民主党でなくさせ、民主党の存在意義を打ち消そうとしています。
バラマキという言葉のイメージの植え付けに成功しました。
税金の使い方はすべからくバラマキであり、バラマキは当然であり、再配分に過ぎません。
市民や生活者への直接支給をバラマキとするなら、企業や団体への補助・助成もバラマキです。
市民や生活者への直接支給は、富が偏るという資本主義の欠陥を解消する順当なやり方であり、欧州では常套手段になっており、バラマキという悪いイメージそのものが間違っています。
新自由主義に毒され、洗脳されているようです。

民主党自体が、どんどん、既得権者に擦り寄り、政権交代時の理念を薄くしていっていることの方が大問題です。
菅さんが既得権者と対立していては、政権は維持できないと、日和見し、方向転換し、妥協に次ぐ妥協の、所謂抱きつき路線に転じました。
自らカラーを無くすことで、勢力を弱めてしまいました。
既得権者と戦っていたら、国民の支持も失わず、結果は違っていたかも知れませんが、唯一既得権者に対抗できる小沢氏を貶められ、自ら貶めたため、今の散々の結果があるように思います。
菅さんは今頃思い出したように、個人の考えと称して、戦う素振りを見せていますが、本質は超現実主義、理想もないく、誰も笛吹けど踊らず、ポーズだけで終わってしまうでしょう。
民主党が民主党でなくなったら、分裂するしかないでしょう。
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愛てんぐ

Author:愛てんぐ
自由が一番!

*自由、平和、優しさ、自然が大好きです。暴力、戦争、不公平、不自由は大嫌いです。

*世の中では格差社会がどんどん進み、言論統制の動きも見え、益々自由に生きられなくなっています。

*てんぐになって人のため世のため、独りよがりの意見を、愛を込めて発信していきたいと思います。

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