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4回目の昨日は「「鈍行列車」で行こう」だった。

夜間中学校は高齢者が生徒であることが多い。今回は高齢の生徒たちの話である。

先ずは、69歳のおじいちゃんの話である。
第二次大戦による被災を受けて、戦後の貧しさのため、学校に行けなかった。
兄の葬式の時、弔辞が読めなかった、それを期に夜間中学校へ入学した。
夜間中学校で、学びの素晴らしさに気付き、夢と喜びでいっぱいになった。
クラスの仲間とはいつも気遣っていた。一通りの薬を持っていき、風邪気味と言えば、薬をあげていた。また、運動会では、クラス全員に夜中の3時まで、おにぎりを結んで、持っていった。
夜間中学校では、人の足を引っ張る人はいない。みんなが親切だ。
学校は何もかも楽しい、詩で彼は、夜間中学校を鈍行列車に例えていた。
夜間学校は、夜なのに、雰囲気はとても明るい。
うれしさは、恨み、辛みの裏返しだという。
卒業後、夜間中学校のことを土台にして、生きていく。それが本当の学力、生き方なんだという。

沖縄県人の夜間中学生のはないである。
沖縄に帰って、彼は事業を興した。仕事で行き詰まると、夜間中学校のことを思い出し、それをエネルギーにして、乗り越えたという。
同窓会に行って、東京、大阪に行った連中がいい顔をしていない、さえない顔をしている。
ビリッケツを行っていた者がマラソンのトップランナーになっていたのだ。


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愛てんぐ

Author:愛てんぐ
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*自由、平和、優しさ、自然が大好きです。暴力、戦争、不公平、不自由は大嫌いです。

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