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小沢代表秘書は政治資金収支報告書の虚偽記載の容疑で逮捕されました。
具体的には、政治資金規正法で企業献金は政党への献金は認められていますが、企業への献金は認められていません。
西松建設のOBが代表を務める2つの政治団体から、西松建設の献金と知りながら、2100万円の寄付を受けたように装う虚偽記載の容疑です。
西松建設は社員と家族をその政治団体の会員にし、賞与で上乗せしたお金を、会費で支出させ、国会議員等に献金するシステムを作っていたと西松建設元幹部など*が言っているそうです。
2つの政治団体は西松建設のダミーの政治団体となるので、この団体の献金は西松建設の献金となるという理屈です。

検察逮捕の理由を、検察首脳*は献金額が他の議員より突出していて、証拠の上から西松建設の献金と認識した可能性が高いという悪質性からで、2100万円以下でも摘発例があり、明らかな犯罪行為は看過できない、と言っているそうです。
別の観察首脳*は、この時期での逮捕については、一部が時効を迎えるので、この時機(21年度予算衆院通過)しかなかったと言っているそうです。

*印は公式発表ではなく、個人名がないので未確定情報です。

この事件を最初に聞いたとき、何故???マークが付きました。
ふつう、政治家の資金管理団体では政治団体からの献金なので、収支報告書に政治団体の名を記載します。
その政治団体が西松建設の政治団体で事実上西松建設のお金だから、西松建設と書くべきところを、2つの政治団体の名を書いたから、虚偽記載だというのです。
政治家の資金管理団体は企業献金を受け付けないので、西松建設の名は書けません。
検察が政治団体の記入が虚偽というなら、西松建設と記載すれば、虚偽ではない、正しいというのでしょうか。
何ともはや、三段論法のような、訳の分からない理屈です。
小沢代表が記者会見で言った、資金管理団体は政治団体だから献金を受けて、名前・住所・金額を収支報告書に記載した、西松建設だったら献金を受けなかったし、政党支部に献金すれば、政党支部で受けた、という容疑に掛かる説明に関しては納得します。
但し、企業が政治団体に寄付して政治団体が政治家に寄付をする迂回献金など、政治資金規正法そのものがザル法であることを、国民はごっちゃにしていますが。
虚偽記載以外の容疑はないので、説明する必要はありませんが、利益供与の疑いがあるのでないかという疑念を抱かせるような、検察の世論誘導により、国民は説明不足とアンケートで答えています。


収支報告書の虚偽記載について、政治資金規正法を調べてみます。

第6章の第25条の第3項に虚偽記載の罰則について書かれています。
第25条 次の各号の一に該当する者は、5年以下の禁錮又は100万円以下の罰金に処する。
1.第12条又は第17条の規定に違反して報告書又はこれに併せて提出すべき書面の提出をしなかつた者
1の2.第19条の14の規定に違反して、政治資金監査報告書の提出をしなかつた者
2.第12条、第17条、第18条第4項又は第19条の5の規定に違反して第12条第1項若しくは第17条第1項の報告書又はこれに併せて提出すべき書面に記載すべき事項の記載をしなかつた者
3.第12条第1項若しくは第17条第1項の報告書又はこれに併せて提出すべき書面に虚偽の記入をした者
《改正》平19法135
2 前項の場合(第17条の規定に係る違反の場合を除く。)において、政治団体の代表者が当該政治団体の会計責任者の選任及び監督について相当の注意を怠つたときは、50万円以下の罰金に処する。

なお、12条が収支報告書への寄付した者の氏名・住所・金額などの記載事項、17条は解散の届け出のときの記載事項です。
法文だけを読むと、嘘偽りの内容、今回の場合は嘘偽りの政治団体の名前を記入したという犯罪になります。
2つの政治団体は合法的に実在し、そこが寄付金を出しているので、嘘偽りの政治団体ではないと思います。
政治資金規正法の罰則規定で、寄付をする政治団体が企業のダミーの団体になることに罰則を与えている条項は見あたりません。


法律専門家の意見を調べてみました。

カナダde日本語にテレビ朝日のサンデープロジェクトで元東京地検特捜部の郷原信郎氏が解りやすく説明していました。
郷原さんによると、今回の虚偽記載は軽微な事件で、選挙が迫り政権交代がいつ起こるかも解らないこの時期に、もっと重い犯罪の疑いが濃厚でない限り、こういった逮捕はあり得ないそうです。
資金拠出者(西松建設)が寄付行為者(2政治団体)を通して政治家(小沢代表)に寄付する場合、西松建設のお金だと認識していても、政治資金規正法では資金拠出者に関する規定はなく、違反ではないそうです。
名前の虚偽記載とは、寄付行為者(2政治団体)がペーパー団体など、実態がない場合を意味します。
2政治団体を西松建設が支配するダミーの政治団体は虚偽団体には当たらないそうです。
政治団体としての実態があれば、法的な問題は当たらないと言うことだそうです。

夜明け前の独り言 水口洋介でも、弁護士の水口氏も同様な説明をしています。


政治資金規正法では、政治団体から政治家への寄付が現実に行われていれば問題はなく、政治団体のお金が悪質かどうかは決めてはいません。
要するに自民党と官僚が作ったザル法なのです。
厳密に規定するならば、小沢代表の公設第一秘書の逮捕はあり得ません。
献金額が突出しようが、西松建設の迂回献金であろうが、2政治団体から資金管理団体への手続きが正しければ、何ら問題がありません。
それが現在の法体系なのです。


しかし、倫理的にどうか、道義的にどうかというと、別です。
西松建設のお金と知っていたとしても法的に問題はありませんが、一般国民には通じず、小沢代表を含め、自民党議員すべてが認識はなかったと口を揃えます。
西松建設のお金と知っていたというと、利益誘導があったのではないかと疑われるからです。
だから、政治家は知っていても知らぬ存是ぬを押し通すのです。


検察は証拠があるといいますが、認識を示すものであっても、政治資金規正法では資金拠出の点までは問うていません。
この容疑で有罪は困難のように思います。
狙いは、口利き等の斡旋利得罪の証拠を探しているように思います。
つまり、虚偽記載は別件逮捕です。
目的は、政権交代の阻止のために、民主党の支持率低下、党をまとめられる小沢代表の辞任しかないように思います。
検察はしきりに、公共工事を貰えるように寄付をしたというような、○○関係者などの未確定情報を流しています。
秘書が役人に口を利いた、役人から聞いて入札価格を教えたというような受け手の情報ではなく、献金を出す方ばかりの嘘か誠か解らない情報です。
あっせん利得は役人が関与しなければ成立せず、その辺りの情報は全くありません。
ダムは国の工事で、東北に勢力があるといえども、与党議員ならいざ知らず、国交省に影響力は行使できません。
狙いは小沢代表の辞任ですから、小沢代表が辞任しないなら、負けても構わないので虚偽記載での起訴をして、辞任に追い込むでしょう。
起訴する前に、小沢代表が辞任するなら、このまま、不起訴になり、あっせん利得の捜査も終わるでしょう。


記者会見をみると、小沢代表も記載の見解を問う形式犯ではなく、あっせん利得のような証拠がでるまで辞めないそのような覚悟のようです。
公権力との闘いです。
総選挙の前に本当の死闘が始まりました。
看板を変えれば、一時は凌げますが、疑惑を認めたことになり、正しいことは貫けない政党になってしまいます。
腰を据えて、戦うべきです。
小沢代表が利益誘導していないというならば、徹底抗戦あるのみです。
今回の一件で、民主党の支持率はあまり下がりませんでした。
衝撃の時点が、支持率の底だろうと思います。
今後は、小沢代表の嫌疑が晴れていけば、再浮上が期待できます。

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こんばんは 愛てんぐさん。
郷原さんは、日経ビジネスで、3/2「年金改ざん」批判は根拠のない「空中楼閣」の記事を書いています。僕としては、ちょっとピンとがずれていると思うのです。最終提言が少しはまともなのですが、今さらという感がぬぐえないのです。事ここにいたってから、中小企業の問題を取り上げても、問題をすり替えているとしか思えないのです。つまり、厚労大臣も官僚の手のひらで踊っていたとしか結論できないのです。
今回は、本職のことなので、「選任及び監督」というキーポイントを指摘して、問題点を洗い出しています。
素人の僕の意見としては、立件しないという選択肢がまだ残っていることを、日本人の矜持として持ち続けたいと願っています。
詳細な記事をいつもありがとうございます。

あおきんさん、コメントありがとうございます。

年金改ざんは、官僚がお上として、機能していることに問題があると思っています。
役人達が考えることが国にとってベスト、それが役人のためのように、拡大してしまった。
それは、利権を貪る自民党も役人に文句を言わないことから、容認してきたのだろうと思います。
国民は政治家、役人任せにしてきたことが、最大の問題ですが、結果責任を受ける国民は惨めです。

立件しない選択肢はあると思いますが、それは小沢代表が辞めることです。
そこまで行かないと、目的を達しないと思います。
小沢代表がいるからこそ、今の民主党は纏まっています。
やめれば、腰の据わらない人ばかりで、自民党の攻撃で、分解する危機があると思います。
お上の政治が終わるかどうかの瀬戸際です。
官僚達は絶対、諦めません。
人事院総裁のあの目をみると、そう思うのです。
世論や若い議員に押され、3/24までに辞任すれば、立件せずに不起訴処分とし、有耶無耶にするでしょう。
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愛てんぐ

Author:愛てんぐ
自由が一番!

*自由、平和、優しさ、自然が大好きです。暴力、戦争、不公平、不自由は大嫌いです。

*世の中では格差社会がどんどん進み、言論統制の動きも見え、益々自由に生きられなくなっています。

*てんぐになって人のため世のため、独りよがりの意見を、愛を込めて発信していきたいと思います。

*思いを伝えたいため、正確でない表現や数字がありますので、ご了承下さい。

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