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最高裁は小田急痴漢事件で、裁判官の多数決3対2で「疑わしきは被告人の利益」ということで、無罪となりました。
この裁判は被害者の女子高生の証言だけが証拠となり、それが信用できるか否かで判断され、信用できないが上回って、無罪となりました。
同じ日に、違う法定で、御殿場少女強姦未遂事件の審査が行われ、小田急痴漢事件とは全く逆の結果となりました。
御殿場少女強姦未遂事件も物的証拠が無く、証言だけを頼りとする審判で、被害者の女子高生の言うことは信用できて、少年たちの言うことは信用できないとして、全員一致で控訴を棄却しました。

御殿場少女強姦未遂事件については、これまで3度、記事にしました。
御殿場冤罪事件、警察検察に続き裁判所も犯罪加担(前半)
御殿場冤罪事件、警察検察に続き裁判所も犯罪加担(後半)
御殿場冤罪事件、警察は雨量データを恣意的に作成、司法・行政は権威維持のため人を貶めて平気か

事件のあらましは、以下の通りです。
少女が少年たちに強姦されたと警察に届けがありました。
2001年9月16日に御殿場駅から無理やり少年たちに公園まで連れて行かれ強姦されたと言うのが少女の話でした。
一人の少年の顔を知っていると言うことで、少年の仲間、9名を警察は逮捕し、16日にやったと自白させました。
少年の一人に16日のアリバイがあり、被害少女の電話履歴から、少女は16日夜は携帯サイトで知り合った男と遊んでいたことを少年の親たちは調べ上げました。
警察と少女は、事件があったのは1週間前の9日、他にも犯行時間など4つの事実も変更しました。
当日は雨が無く濡れなかったと少女は供述し、公園の四阿に白テープが張られていたことには、少女だけでなく少年たちも供述しています。
16日は晴れで、四阿(あずまや)に工事のための白テープが張られていました。
しかし、9日は、四阿にはテープが張られて折らず、天気も台風接近で風が強く雨も降っていました。

御殿場の場合は、少女の証言を否定する事実が出ています。
雨が降っていないというのが実際は降っていました、四阿にテープが張っていたというのが張れていませんでした。
少女は犯行の日時など4点も証言を変更しました。
高裁の判事が日時を除いて証言は自然と評価していましたが、日時こそ基本事項です。
少女の証言によれば、強姦未遂の後、1週間後に携帯サイトで知り合った男と夜遊びしていました。
不良少女といえるでしょう。
このような嘘をつく不良少女の言うことに信憑性があるかは疑わしいです。
未成年への取り調べは、警察の追求に負けて、嘘の自供してしまうことがしばしばあり、未成年の供述は信用できないのが常識です。
以上のように、誰が考えても、少女の証言だけで有罪にするのは困難です。
この事例こそ、「疑わしきは被告人の利益」を実行すべきです。

裁判官も公務員で、お上の一員、仲間うちの検察の言うとおりにするのは当然でしょう。
検察の言うことは信じられるが、弁護士の言うことは信じられない、それが倣い癖となって、99%が有罪となるのでしょう。
だから、検察支持の判決ばかり出るのでしょう。

何故、小田急事件で無罪にしたのかというと、周防正行監督の映画「それでも私はやっていない」など、痴漢の冤罪が社会問題化しているため、世論を意識して無罪としたのでしょう。
また、被告が同じ国家公務員で、防衛医科大学教授で堅物だったことも、単なる民間人であったよりも、好意的だったとも思います。
少女の証言が二転三転し、証言が事実と異なる御殿場事件のほうが、無罪の確率の高い事件の筈です。
何故無罪としないか、それは痴漢冤罪と違って社会的な関心がなかったから下級審の判決を覆す値打ちがない、司法の権威を守るべきと通常の裁判所の考え方に立ったと思います。
また被告が社会的地位のある国家公務員でなく、少年だから少年院送致で刑罰が重くもなく、不良だから良心の呵責もなかったのだろうと思います。

参考として、産経ニュース「元少年5人の有罪確定へ 静岡・御殿場の少女集団強姦未遂」と静岡新聞「「不当決定」と弁護団 御殿場の少女暴行未遂」を掲載します。

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何の物証も無く、「被害者」の供述は矛盾だらけ。それでも有罪になるなんて到底民主国家の裁判とは言えませんね。
☆諒さん、こんばんは

国民は民主主義国家と胸を張っているようですが、中国や北朝鮮に対して威張れるほどでもありません。
実際は、見かけだけ、形だけの民主主義国家のようです。
裁判官すら、民主主義とは、人権とは、を理解していないようです。

真実がどうであるかよりも警察・検察のメンツを立てる事の方が大事…そんな裁判官が多いから有罪率99.9%以上などという異常な数値になるのでしょうね。
☆諒さん、こんにちは

日本は三権分立といいながら、実態は行政が一番頂点にあります。
これを改めなければ、司法は良くなりません。

昔、日本で台湾独立運動を行った台湾人留学生に対する強制退去命令を「人権に反する」として取り消す決定をした杉本良吉判事を高く評価したら、法学部の友人が「杉本さんは良心の塊みたいな人だね。だから定年近いあの歳でまだ地裁の判事なんだよ」と言ってました。
日本の司法界の悲しい現実ですね。

【杉本良吉氏は家永教科書裁判で教科書検定は憲法違反との判決を下した裁判官としても有名です】
☆諒さん、こんにちは

杉本良吉判事、良心の塊、裁判官が天職の人が冷や飯、日本の官僚制度は、お上から公僕へと変えないと。冤罪は無くならないし、正義も実行されませんね。
お上制度が日本を最低の看板だけの偽装民主主義国家にしています。
サンプロで、大谷氏が草加冤罪事件で、完全な物的証拠を隠蔽して、事件をでっち上げ、少年たちは有罪となり、少年たちにない血液型の精液の証拠が開示されも、最高裁は再審請求を棄却しました。
刑期を終え、民事裁判では一部開示された血液型の情報だけで、無実が証明されました。
草加冤罪事件の主任検事官が、行列のできる法律相談所で名を売った住田裕子弁護士と聞いてびっくりです。
それもA型とB型の唾液を混ぜるとAB型になるという科学を無視した主張をしました。
A型とB型の血液を混ぜると、AB型の血液ができるというのでしょうか?
文系とはいえ、東大法学部卒の超エリートの考えと思えないほど、呆れます。
被害者に付着した精液や毛髪が少年たちのものでないのを承知で起訴しました。
無実の人一人を7年の懲役にして、平気なんでしょうか、良心のかけらもないのでしょうか。
雑誌「冤罪File」No.3で、元警察官僚であり死刑廃止論者でもある亀井静香氏がこんな事を語っています。

【ほとんどの場合、被疑者は拘禁性ノイローゼにかかると言っても過言ではありません。手錠をかけ、縄をつけて引きずり回されれば、人格破壊が起きてしまう。そうなると取調べ官の言いなりになってしまうのです】
【無罪推定の大原則がないがしろにされている事が問題です。捜査機関が有罪と決め付け、外界との遮断がとめどもなく長引き、両手錠で引きずり回され、人格まで破壊される。こんな状態で自白してしまって、後から嘘だったと言っても、国家権力は絶対に認めようとはしません。
裁判官も検察官も同じように司法修習を受けた仲間という意識がある。弁護士でさえ、冤罪を生まないことを自分の仕事と考えているのか、それとも保釈や情状酌量を取るのが仕事と考えているのか分からない人がいる。これでは冤罪が生まれる可能性は高いと言わざるを得ません】
【警察が描いたシナリオが多少不備でも、検察が強引に引っ張っていってしまう。
逮捕されるとマスコミがすぐに犯人視して報道するのも、こういう事を助けている。裁判官も人の子ですから、マスコミの影響を圧倒的に受けます。だ
途中で切れてますね。続きは後で書きます。
【…裁判官も人の子ですから、マスコミの影響を圧倒的に受けます。だから警察・検察も、マスコミを使って都合の良いように情報をリークして被疑者を悪者に仕立て上げていく】
【証拠の判断はきわめて難しい問題で、訓練に訓練を積んだ職業裁判官でさえ間違えることがある。経験のない人が3日で判決を出して良いものか。まして裁判員は死刑判決を下すことになる】
【裁判員制度はやめた方が良い。いざ始まったら非難轟々で、やめざるを得なくなると思います。
全ての誤審、冤罪を防ぐことはできないのだから、せめて生命を絶つという取り返しのつかない死刑だけはやめるべきだと思います】
☆諒さん、こんにちは

亀井静香氏のコメント転記、ありがとうございます。
裁判員制度・死刑制度反対の亀井静香氏の意見に賛成します。

「裁判員制度に大反対、一般国民を殺人者にするのか」
http://jiyugaichiban.blog61.fc2.com/blog-entry-330.html
でも書きました。
裁判員制度ではなく、法曹一元化と最高裁の民間化で、国民の意見を反映させるべきと思います。

日本の裁判を手っ取り早く変えるのが、最高裁のメンバーをお上から国民代表に代えることです。
最高裁判事は最高裁が選び内閣が追認しています。
元裁判官を含め、元公務員は少数派にし、民間の弁護士など、民間出身を多数派にすることです。

お上として培養された裁判官では、お上体質が抜けません。
弁護士として経験を積んだものだけが、裁判官として採用すべきです。
そうすれば、お上や権威に偏らず、世の中の実態を反映したものになるでしょう。

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愛てんぐ

Author:愛てんぐ
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