≪ 2017 07   - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 - -  2017 09 ≫
*admin*entry*file*plugin| 文字サイズ  

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


参議院予算員会で、羽田空港の現役検疫官で厚生労働省医系技官の木村盛世氏が参考人として出席し、「マスクやガウンを着け検疫官が飛び回る姿はパフォーマンス的な共感を呼ぶので、利用されたのではないかと疑っている」と批判しました。

厚労省の現役の検疫官で医者でもある木村盛世さんは、尊敬に値する女性です。
国会で堂々と、現実を語っていた、その勇気には敬服します。
『厚生労働省崩壊』という本も書いています。
詳しく木村盛世オフィシャルWEBサイトをご覧下さい。

あの参考人としての発言を聞いて驚いたのは、縮小したとはいえ、未だにあの物々しい検疫を続けていると言うことです。
水際作戦より、国内対策に重点を移したと思っていたのですが、未だに同じことをしているとは、唖然としてしまいました。
検疫の状況を見ると、水際からの感染者はずっと見つかっていません。
感染者数は水際8人に対し国内感染353人で、国内感染者の方が圧倒的に多いです。
既に新型は国内に入り、感染が広がっており、水際作戦は既に意味がなくなりました。
国内感染を防ぐために、国内移動で、検疫はするかというと、そんなことをしないし、現実問題は不可能です。
厚労省は最近になって、季節型インフルエンザと同じと発表しています。
季節型インフルエンザはこのような防疫体制をとるかと言うと、否です。
水際作戦は無意味となりました。
水際作戦は速やかに止めにすべきです。
そして、重点はまるっきり不十分だった国内対策に移すべきです。

そもそも水際作戦は最初から無理で、やらないよりはやった方が良いかなと言うものでした。
潜伏期間は最大で1週間、簡易検査は感染していても陰性となる精度の低さから、水も漏らさぬ程度のものではなく、だだ漏りの屋根です。
真実を語らずに、それをさも万全のように見せかけた、政府の姿勢は国民を欺くものであり、お金の不適切な浪費でした。

物々しい防護服は、地球外から入ってきた未知の細菌に対処するSF映画を思わせる、論理的にものを考えることができない、情緒的な日本人に恐怖を擦り込みました。
豚インフルエンザは弱毒型インフルエンザと言われていたのに、SARSや鳥インフルエンザ用のマニュアルを使用したのが間違いで、強毒型のマニュアルしか作っていなかったのも政府の失策でした。
政府が危機管理に熱心であることをアピールしたいがためでした。
アメリカなどでは、新型インフルエンザのことをジャパンインフルエンザと呼んでいるそうです。
日本だけが大騒ぎしていることから、揶揄してそういわれています。
アメリカをはじめ、世界では新型インフルエンザと呼ばずに豚インフルエンザのままですが、日本だけ新型インフルエンザです。
北米の豚が売れるように、アメリカに配慮したのか、自公政権の存在価値を強調するため、新型にしたのでしょう。

木村さんが評価したのは、最初に新型インフルエンザを見つけた神戸の町医者さんです。
彼が見つけていなければ、ずっと、水際作戦に重点を置き、騒いでいたことでしょう。
どうも4月下旬頃から、感染は始まったそうで、第一発見が5月16日ですから、2週間以上送れ、その間、水際対策に躍起になっていました。
国内で如何に一般の医師に日頃から協力体制を作るか、新型インフルエンザへの対策で共通認識を形作るかが、どれほど重要であるかが分かりました。
政府は、その体制をとらなかったため、2週間以上の蔓延を防げなかったのです。
如何に早く見つけ、対策をとるかの方が、水際対策より遥かに重要でした。
新型インフルエンザについては、仙台方式が注目されています。
仙台方式は軽症者の診療は地域の診療所が担うことになっています。
発案者が、副市長が元仙台検疫所長で感染症の専門家であったことが、現実的な対策を練られました。
国より、地方の方が、現場を勘案した実効性のある国内対策を検討してます。

過剰な水際対策よりも、国内対策が全く駄目だったことが暴露してしまったことの方が大問題です。
発熱相談センター、発熱外来は、あっという間にパンクしました。
強毒型の鳥インフルエンザが変異したときを考えると、思わずぞっとします。
医師数も足りなければ、ベッド数も足らず、医療体制に全くゆとりがありません。
それと、感染者に対するバッシング、人間性に欠如する日本人が多いのも情けない限りです。
いずれも、小泉改革による新自由主義導入による、弱肉強食の自己責任社会、医療の切り捨てが要因です


丁度書こうとしていたところ、まるこ姫の独り言でも 機内検疫はパフォーマンス、検疫官の貴重な証言 という記事にされていました。
早速、意見を書き込みし、上記、記事としました。

参考として、日本経済新聞の「インフル水際対策を羽田の検疫官批判」、毎日新聞の「新型インフルエンザ:パンデミック時の対策、仙台方式に注目 /宮城」を転載します。 


▼続きを読む▼

この記事へコメントする















愛てんぐ

Author:愛てんぐ
自由が一番!

*自由、平和、優しさ、自然が大好きです。暴力、戦争、不公平、不自由は大嫌いです。

*世の中では格差社会がどんどん進み、言論統制の動きも見え、益々自由に生きられなくなっています。

*てんぐになって人のため世のため、独りよがりの意見を、愛を込めて発信していきたいと思います。

*思いを伝えたいため、正確でない表現や数字がありますので、ご了承下さい。

*ブログの趣旨に反する、不快感を覚える、礼儀をわきまえないコメント等は削除しますので、ご了承下さい。

*記事は、情報の正確性や表現の的確性を高めるため、付け加えたり、訂正したりします。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。