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自民党では衆議院の定数削減にやる気満々です。
菅選対副委員長が議員定数430とする50削減案を言えば、古賀選対委員長が議員定数300とする180削減案と上回る発言をしました。
両者とも削減の中味は明らかにしていません。
「衆議院定数300議員連盟」では、(1)小選挙区300(2)選挙区200・比例区100(3)選挙区150・比例区150の3案を検討していると言います。
比例区に頼る公明党は、比例区の定数の削減には反発が予想されます。

民主党も、自民党の50削減案に競うように、鳩山代表は50削減は不十分として、議員定数400とする80削減案を参院選のマニフェスト同様、記載する方針といいます。
削減は比例区180を100にする考えだそうです。
これには、連立政権を組む可能性の高い、社民党や国民新党の反発は必至です。

国民に多くの痛みを与えているにもかかわらず、国会議員のボーナスが20%減とすることくらいしか、受けていません。
国会議員にも相応の痛みを与えることには、国民は大賛成です。
それで、議員定数の削減を言っているのでしょう。
しかし、本心は比例区を減らし、選挙区の比率を高めることにより、弱小政党を弱め、2大政党制に有利なようににしようというものです。
また、議員の定数を減らせば、特権階級という議員の価値がより高ままることも狙っているのでしょう。

●議員定数の増大こそ、民意を反映
しかし、議員定数の削減、比例区の定数削減には大反対です。
今の政治は民意を反映できず、国民と距離の離れたものになっています。
様々な民意を反映させるには、政治を身近にするには、議員の数を減らすのではなく、増やすべきです。
少数にすることは特権階級化させることで、多数にすることが非特権階級化させることです。

世界の先進国は、アメリカを例外にして、殆どの国が、日本より議員の数は多いのです。
日本への提言 議員制度について をみますと、議員当たりの人口は、イギリスが5.6万人、イタリアが6.3万人、フランスが6.6万人、カナダが7.4万人、ドイツが10.9万人です。
日本が17.5万人なので、G8の先進国は1.6倍~3.1倍も議員数が多いのです。
日本の議員が多いと例に出されるアメリカが53万人で、日本はアメリカの3倍多いと言いますが、アメリカだけが異質で、むしろ民主主義の遅れたロシアの23万人に近いのです。
アメリカは州の力が強いため、合衆国議会の議員数が少ないといわれています。
日本の国会議員数は先進国の中ではむしろ少なく、議員定数の削減には反対です。

●議員特権の大幅削減こそ、国民目線
特権階級にさせない方法には議員定数の増大の他に、議員報酬を下げる方法があります。
議員報酬を下げ、庶民レベルにするということで、特権意識が減り、ボランティア意識が増えます。
議員報酬を庶民感覚に合うもの、中流の上クラスに変えることです。
日本の国会議員の報酬は2400万円です。
日本への提言 議員制度について をみますと、G8先進国の議員報酬は、イギリスが890万円、フランス、ドイツが1000万円です。
アメリカは1800万円で、これも欧州先進国とは異質です。
北欧の福祉国家、スウェーデンも800万円程度です。
日本の国会議員の報酬は、イギリス、フランス、ドイツの2.4~2.7倍と論外の高さです。5
2400万円の報酬を1000万円以下ぐらいにすべきです。
50や130の定数削減に比べて、人件費は大幅に削減できます。
議員への痛みの共有は、議員を特権階級化させる議員報酬や様々な議員特権に置いて、なされるべきで、定数削減ではありません。
議員報酬を1/3にするだけでなく、議員特権の議員年金の廃止、年1200万円の文書通信交通滞在費は実費精算、JR 無料パスn廃止、公設秘書の費用は廃止し政党に助成し、政策は個人でなく政党で研究することなどがあげられます。


●二大政党制は少数民意を軽視
民主党の言う比例区の削減は以ての外です。
比例区の削減は弱小政党の議員数を減らし、少数意見を軽視することで、民主主義の崩壊に繋がります。
現代人は生活スタイルは多様化していて、それに呼応して、意見も様々です。
それを二大政党に収斂させるのは、時代への逆行です。
小選挙区では自民党と民主党の一騎打ち、二大政党以外を指示する国民は、ハッキリ言って不満です。
僅差で片方が勝てば、片方に投じた票は死に票になり、半数の意見が無視されることになります。
死に票が半分近くなるのは、民主主義の否定です。
二大政党制は先の小泉郵政選挙で、自民党が圧勝しましたが、投票数はそれほどの差はありません。
比例区で、与党は総得票のうち49%、野党は46%、比例区では総得票のうち51%、野党は49%で僅かの差が、議席数が68%と28%の大差となりました。
選挙による国民の意見の反映は無茶苦茶に偏り、民主主義とは言えません。
その結果、過半数を少し上回る投票率の自公政権が、2/3条項で、あらゆる法案を通しました。
日本人は小泉郵政選挙のように、付和雷同し、片方に流れやすい傾向があります。
第二次世界大戦に走ったように、卑近な例では、新型インフルエンザで国中が冷静を失って大騒ぎしたように。
二大政党制は付和雷同する日本の国民性には合っていません。

●民意の反映は比例代表制
国民の多様な意見が反映するよう、国民の意見に応じて政党が構成される、比例代表制には賛成です。
議員は政党の選択となりますが、議員個人は国民が選べる方が良く、国民が望む人が議員となり、国民の意見に応じて議員数を政党に配分するやり方が最も良いと思います。
ドイツなどで行われている、小選挙区制の要素を加味した比例代表制で、全議席は政党名簿に投じられた得票(政党票)に比例して政党に配分される小選挙区比例代表併用制があります。
北欧で行われている立候補者名簿を有権者が書き換えることが出来る自由名簿式があります。

現実的には、小選挙区制と比例代表制を並行して行う小選挙区比例比率制です。
政権交代のため、小選挙区は最も強い野党候補、恐らく民主党候補に投票せざるを得ませんが、比例区については、多様な意見を反映させるために、自分が支持する少数野党、共産党、社民党、国民新党、日本新党の候補に投票すべきと思います。
比例区については、二大政党以外の少数党が、できるだけ多い(1/3以上)ことが、現在の小選挙区制を改めさせることになるのではないかと思います。


なお、気まぐれな日々 百害あって一利なしの「比例区定数削減」にこだわる民主党 へのコメントをベースに記事にしました。

参考資料として、朝日新聞の『衆院定数削減論、自民で花盛り 選挙対策?公明牽制?』、『民主・鳩山氏「衆院定数80削減」 マニフェスト記載へ』を転載します。


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愛てんぐ

Author:愛てんぐ
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*自由、平和、優しさ、自然が大好きです。暴力、戦争、不公平、不自由は大嫌いです。

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