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11月に来日するオバマ大統領の露払いとして、ロバート・ゲーツ米国防長官が来日しています。
20日に岡田外相と、21日に鳩山首相と北沢防衛相と会談しました。

毎日新聞 普天間移設:ゲーツ米長官「現行計画実施を」 外相に要求
 岡田克也外相は20日、来日したゲーツ米国防長官と外務省で会談した。長官は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設計画について「現行計画は唯一実現可能なもので日米合意に従って着実に実施することが必要だ。早期に結論を出してほしい」と述べ、キャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)への移設計画を履行するように強く求めた。11月のオバマ米大統領の訪日を前に日本側に決断を迫るもので、来年に先送りする意向を示していた日本政府は厳しい状況に追い込まれそうだ。
 ゲーツ長官は会談冒頭から「米軍再編の課題を進展させたい」と切り出した。これに対し、外相は「日米合意の存在は十分認識している。日本国内の政治状況は変化している。できるだけ早期に結論を得たいが、困難な政治状況を理解してほしい」と述べるにとどめた。また、外相は現行計画を検証した後に結論を出す考えを伝えた。
 9月のニューヨークでの日米首脳会談などで米側は現行計画の履行を求める姿勢を示していたが、長官はさらに踏み込んで現行計画の本質的な変更は認められないとする立場を鮮明にした。
 アフガニスタン支援を巡って、長官は「いかなる支援を行うかは日本が決定すること」と述べ、海上自衛隊のインド洋での給油活動中断を容認。外相は「日本の得意分野を生かした支援をまとめている」と述べ、職業訓練などの民生支援を強化する方針を伝えた。
 会談は、ルース駐日米大使や外務省事務方ら計約20人で約35分、行った。その後、外相側の提案で外相、長官を含め計4人程度に絞り約15分間、個別に会談を行った。
 ゲーツ長官は21日、鳩山由紀夫首相、北沢俊美防衛相と会談する。【野口武則】

毎日新聞 普天間移設:「海兵隊移転波及も」ゲーツ氏、現行案迫る
 鳩山由紀夫首相と北沢俊美防衛相は21日午前、来日中のゲーツ米国防長官と相次いで個別に会談した。この後、防衛相と共同記者会見した長官は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)のキャンプ・シュワブ(同県名護市)沿岸部への移設問題で、「普天間の代替施設なしに米海兵隊のグアム移転はない」と述べ、在日米軍再編の日米合意の一つである米海兵隊移転という沖縄の負担軽減に絡めて、現行計画の実施を強く迫った。
 会見で長官は「普天間は再編の要だ。グアム移転なしに、沖縄で兵員の縮小と土地の返還もない。今の案は全員にとって一番いい案だ」と強調。さらに「すべての代替案を詳細に検討した結果、政治的に維持不可能で実行不可能という結果になった。期限については、できるだけ早く進展する必要がある」と現行計画を遅滞なく、早期に実施するよう求めた。沖縄県知事らが代替施設の沖合移動を求めていることについては「滑走路を数十メートル変えるのは、沖縄県民、日本政府の問題だ」と理解を示した。
 2010年1月に期限が切れる海上自衛隊のインド洋での給油活動では、長官は中断を容認したうえで代替案について「財政的にアフガンの国軍と警察の拡大、維持を支援することは、世界の大国に相当する貢献と期待している」と具体案を明示して期待感を示した。
 一方、首相は会談で普天間問題について「現在、真剣な検証が行われており、いかに国民や沖縄県民の理解を得ていくかという観点から、しっかりとした答えを見いだしていきたい」と沖縄県民の意向などを踏まえて時間をかけて最終的な結論を出す考えを示し、理解を求めた。ただ北沢防衛相は共同会見で「日米両国にとって、あまり時間をかけることは建設的ではない。長官にも申し上げた」と語り、判断の時期をめぐり政府内の認識の違いが浮き彫りになった。【仙石恭】


ゲーツ国防長官の高飛車な態度にはびっくりします。
普天間基地は米軍キャンプ・シュワブ隣接の名護市辺野古崎の移設しか認めないと言います。
せいぜい、名護地が主張する少しだけ沖合移動しか認めないと言います。
これに反対したら、海兵隊のグアム移転は白紙だと言います。
これは話し合いや協議ではなく、脅し、恫喝です。

ゲーツ国防長官の姿勢は、まるで日本をこれまで同様、属国扱い、イエロー・モンキーとみているようです。
よく考えれば、ロバート・ゲーツ長官は、ブッシュ政権時に国防長官に任命され、オバマ大統領が再任した長官です。
政権交代が行われて、旧政権の人事を引き継いだ初めての例だと言えます。
道理で二者択一の迫り方や、日本を属国扱いする態度もよく理解できます。

日本を見下したアメリカの態度は、対等の関係ではありません。
民主党が主張する対等の関係が必要と言うことが理解できます。
アメリカに都合の良い主従関係がアメリカが言う緊密な日米同盟であって、それは日本にとって隷属的なものです。
米兵を特別待遇し日本人を冷遇する日米地位協定や、遊興費や豪華な宿舎までの費用を負担する日本の思いやり予算、アメリカにとって都合の良い、日本を利用する米軍再編など、日本の主張は反映されておらず、屈辱的なものばかりで、対等とは呼べません。

日本は、アメリカに追従し、外向的発言をしなかった自民党政権から、対外的には発言をし行動する民主党政権に変わったのです。
典型例が温室効果ガス25%削減の世界へ向けてのアピールです。
アメリカもオバマ政権に変わり、ブッシュ政権の一国主義から、国際協調路線に舵を切ったのです。
ロシアとの関係改善から、東欧へのミサイル防衛の配置もやめました。
日本の鳩山政権もチェンジしたのです。
沖縄の衆議院議員はすべて民主党議員になりました。
沖縄での世論調査でも、県外・国外移設が圧倒的多数です。
鳩山政権はマニフェストで、県外・国外移設を表明しています。
アメリカ政府はそれを尊重するのが対等の関係ではないでしょうか。
オバマ大統領の来日前に決断せよとは、日本を脅迫する態度は許せません。
沖縄が基地に多くの土地を奪われ、危険と隣り合わせの日常、想像を絶する騒音問題、米兵の暴行もあり、人権を阻害していると言えます。
これが自由の国、アメリカのやり方です。
原爆をドイツには落とさず日本に落とし、それも違う種類のウラン(広島)とプルトニウム(長崎)を1発ずつ、やはり日本はイエローモンキーなんですね。

痛みの分かる黒人のオバマ大統領は、傲慢で横暴だったブッシュ政権のゲーツ国防長官とは考えが違うことに大いに期待します。
腰抜け自民党政権と違い、鳩山政権は日本の利益のために自己主張する中で、対等の日米関係を構築し直して欲しいものだと思います。
それは、これまでのアメリカ一国支配から、多極化、特にアジアの時代を見据えた新たな関係に踏み出して貰いたいと思います。


沖縄県民の世論は、米軍普天間基地は県外移転・国外移転です。
先の衆議院選挙の結果でも全小選挙区で民主党議員が選ばれ、民意も反映されました。
自公政権下で当選した沖縄県仲井知事だけが名護市辺野古崎の移設を認めています。
名護市長選が来年2月、沖縄知事選は来年11月になり、恐らく民意が反映され、市長や知事は変わるものと予想されます。
鳩山首相の言うように、両選挙を踏まえた方が良いと思います。
辺野古崎の移設を受け入れれば、さらに基地は沖縄から減らずに、延々と続くのです。
60年も待ってきたのだから、より良い解決のため、今しばらくの間待っても良いのではないかと思います。

マスコミの報道をみると、アメリカの対応ばかりを気にしている報道です。
自民党政権のときと同じ報道姿勢が政権交代しても継続しています。
鳩山政権がアメリカを怒らせないか、むしろアメリカの側に立っている感さえあります。
マスコミがアメリカの態度を過剰に気にするのを良く知っていて、情報を発信しているのではないかと思います。
日本は強腰の相手には弱腰であることをアメリカは良く知っています。
マスコミの外圧を優先する姿勢は情けない限りです。
日本の主体的な立場から報道ができないのでしょうか。

沖縄のことは沖縄の新聞でということで、参考資料として、琉球新報社説「国防長官来日 交渉はこれからが本番だ」、沖縄タイムズ 2009年10月22日 社説「[知事の普天間対応]玉虫色の代償は大きい」を以下に掲載します。


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今日は、愛てんぐさん。

ゲーッ国防長官って、ブッシュ時代の生き残りですか。知りませんでした。タカ派を防衛部門に置くのはいかがなものかと思いますが。
アメリカから恫喝、日本のマスゴミもそれに同調。
96年に基本合意して、5~7年で移転しようって言ってたのが駄目だったのは、どちらの政権時代だったのでしょうか?
計画だと出来上がっている筈なのに。
それだけ難しい問題だと言うことでしょうに。
たった一ヶ月ちょっとの新政権に「早く結論を出せ」って、どう言う思考から来てるのか、マスゴミとアメちゃんに聞きたいもんですな。
国内は土建屋知事ちゃん達が恫喝ばかり、大人しい物言いの首相だからって舐めてるんでしょうかね。どいつもこいつも。
somethingさん、こんばんは
コメントありがとうございます。

前政権の現職を引き継ぐのは、アメリカ史上初めての異例の出来事と言えます。
ゲーツ長官の再任とアフガン問題も含め、オバマ大統領の軍事部門の政策は失敗のように思います。
報道ステーションで寺島氏が言っているように、東西冷戦が終わり、日米安保を変えていく議論をしてこなかったので、安保50年が来年迎えるのに際し、米軍再編問題等、十分時間を掛けて、1年ぐらいの時間を掛けて、論じるべきだと言っていました。
大賛成です。
ワシントンポストのタカピーな発言にひるむことなく、これこそ対等の関係を作る好機として、視野の広い視点で反論して欲しいものです。
アメリカに揺さぶりを掛けられて、ふらふら渋々のような情けないことにはならないようにして欲しいです。
アメリカよりも高所に立って、議論を進めて、優位に立って欲しいものです。
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愛てんぐ

Author:愛てんぐ
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