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『まるこ姫の独り言 死刑か無罪か、究極の選択』に書き込んだコメントをベースにして記事にし、エントリーします。

死刑求刑被告に無罪 鹿児島高齢夫婦強殺 裁判員裁判で初
2010年12月10日 14:21 カテゴリー:社会 九州 > 鹿児島
 鹿児島市の高齢夫婦殺害事件で、強盗殺人と住居侵入の罪に問われ死刑を求刑された同市三和町、無職白浜政広被告(71)の裁判員裁判の判決公判が10日、鹿児島地裁であり、平島正道裁判長は「被告と事件を結び付ける直接的な客観的証拠はなく、犯人とは認められない」として無罪を言い渡した。裁判員裁判で死刑求刑の被告への無罪判決は初めて。裁判員裁判での無罪判決は千葉地裁での覚せい剤取締法違反事件に次ぎ2例目。
 白浜被告は逮捕時から一貫して無罪を主張。事件の目撃証言や被告が犯人であることを示す直接的な証拠はなく、公判の最大の争点は、白浜被告が犯人かどうかだった。
 検察側は室内のタンスなどから採取された指紋と掌紋11点と、侵入口とされる網戸から採取された細胞片のDNA型が被告と一致したなどとして「被告が犯人でなければ合理的な説明は不可能だ」と主張していた。
 これに対し判決は、強盗目的とした検察側の主張をほぼ全面的に否定。室内に現金が残されていたことや、被害者を多数回にわたって殴った犯行状況から「怨恨(えんこん)による犯行とみるのが自然で、金品目的とは断定できない」と指摘した。
 指紋、掌紋やDNAについては「被告のものだが、事件が発覚する以前に触ったと推認するにとどまる」とした。
 一方、白浜被告が「被害者宅に行ったことは一度もない」と主張した点については「被告の供述は嘘(うそ)であるが、それでただちに犯人と認めることはできない」と述べた。加えて、凶器であるスコップから指紋が検出されていないことなどを挙げ「被告を犯人と認定することは、『疑わしきは被告人の利益に』という刑事裁判の鉄則に照らして許されない」と結論づけた。
 事件は2009年6月19日早朝、鹿児島市下福元町の蔵ノ下忠さん=当時(91)=宅を訪ねた家族が忠さんと妻ハツエさん=同(87)=が死んでいるのを見つけて発覚した。
 鹿児島県警は現場に残された指紋などが一致したとして、殺人容疑などで白浜被告を逮捕。鹿児島地検は強盗目的で被害者宅に侵入し、2人を殺害したとして強盗殺人などの罪で起訴した。
 裁判は、裁判員の選任手続きから判決まで40日間、結審後に、裁判員と裁判官が有罪か無罪かを話し合う評議は14日間と、いずれも裁判員裁判としては最長だった。裁判員裁判では初めて被害者宅の現場検証もあった。裁判員は男性4人、女性2人が務めた。
=2010/12/10付 西日本新聞夕刊=


無罪か死刑、本当に天と地との差、究極の選択ですね。
裁判員は被害者の家族に申し訳ないと言っていましたが、逆に冤罪とすれば被疑者及びその家族にも申し訳ないことになります。
死刑となれば、一生、葛藤がついて回ると思います。
事件とは全く無関係なのに、合法的に殺人したことになり、一生、気が晴れません。
まさに、苦役を強いられていると思います。
裁判員制度にも、死刑制度にも反対です。

裁判員ではなく、官僚裁判官を止め、民間で経験を積んだ弁護士を裁判官にする方が国民感情を反映できるし、法的にも精通しているので、弁護士任官制度を大幅に拡充すべきと思います。

取り調べの全面可視化だけでなく、この裁判を見ると、全ての証拠の裁判前の開示が絶対に必要です。
靴の跡があったそうですが、被告のものかという証拠が出されていないように、有罪にしたい証拠しか提出されず、裁判に不利な証拠はあるのか無いのかも一切明かされないのは大問題です。
そんな前提の元に、迅速化のための公判前整理手続が行われ、裁判を始めるのは誤った方向に進む可能性が高く、非常に危険です。
裁判員に精神的負担の大きい対象を重大犯罪とすることとともに、問題が多い制度だと思います。
死刑という量刑まで決める究極の判断を国民に迫るというプロの裁判官でも嫌がる究極の裁判を行わせるというのはあまりに酷な話で、裁判員制度は法曹界の勇み足だと思います。
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愛てんぐ

Author:愛てんぐ
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